今朝、ネットニュースを見たらこんな記事が。
室伏スポーツ庁長官
概要を記載しますと、
「これだけは言っておきたい」
と同長官が怒りを込めて語ったことは、
ゴルフ場利用税廃止についてだった。
これ(ゴルフ場利用税)は五輪の精神、スポーツの精神に
反していると強く言っておきたい。
今すぐにでも取り払われるべき。
こんなことは国際的にもあり得ないことだ。
これ、画期的な発言だと思うんですよね。
例えば、私がこのブログで「ゴルフ場利用税反対!」
って騒いでいるのとは違い、著名なスポーツマンである
「室伏氏」かつ「スポーツ庁トップ」の発言ですので。
重みが全然違います。
が、それでも、相当に難しいと思うんです、
ゴルフ場利用税の廃止っていうのは。
記事には
税金を払うゴルファーの声が大きな高まりにならなければ
無理だと思います。
という記載もありますが、CGAを始め、各ゴルフ関係
法人はこれまでも署名を集め、何度も廃止の陳情をして
いるんですよね。
が、一向に廃止になる気配は皆無。
政府筋のどこかで前向きに検討されたなんて話も聞いた
ことがないです。
「総務省の反対でつぶれた」という内容は今回の記事に
掲載されていますが。
そして、今回の室伏さんの発言でも、スポーツ庁を
始めとする政府関係者から、
「スポーツ庁長官としての公式発言ではない。
室伏氏個人としての私的な考えが示されただけ。
政府として、直ちにそれを検討することはない。」
ということになる可能性がほぼ100%だろうと思います。
「ゴルフ場利用税」は、廃止には絶対になりません。
役所が自ら減税の方向に進むなんて、歴史上においても
ないです。
せいぜい、政党が選挙の時に「出来もしない公約
(自分たちでも本当にやろうとは思っていない)」
として掲げるだけです。
ただ唯一、本当に可能性があるとしたら、7割の交付を
受けている各市町村が個別に交付辞退をすることだろうと
思います。
全ての市町村にそうしてくださいとは言いません。
ただ、他に財源が十分あり、ゴルフ場利用税からの
歳入がなくても困らない市町村。
具体的に言いますと、近辺では、豊田市様、岡崎市様、
豊川市様ですが、市長の皆様がた、いかがでしょう?
市民のスポーツ意欲向上のためにも、是非、ご検討を
頂ければと切に願っています。
2022.12.30
「五輪の精神、スポーツの精神に反している」という
部分には、言われて「てへへ」となる部分はあります。
多くのゴルファーはスポーツとしてというよりも、
レジャーとしての側面が強いと思いますので。
ただ、ゴルフ場にお見えになっている皆様のお顔、
表情、歩き方を見れば、精神や身体にゴルフが好影響を
与えていることはよくわかります。
そして、レジャーで税金を取られているものも存在しません。
また、
「あいつら医者代もそんなにかかってねえだろうから、
ゴルフ場利用税ぐらい屁でもねえだろ。」
と思っていらっしゃる方もお見えかもしれませんが、
少ない小遣いの中でゴルフ代を工面している方も本当に
大勢います。
よろしくお願いいたします。