これは15番のグリーンを照らす朝日でしょうか。
日中に巻き起こるミスバンカーショットの嵐や
3パット地獄の阿鼻叫喚をまるで知らぬ顔で
柔らかな日差しがグリーンを照らしています。
朝はいいです。
何てったってお客さん、まだ大叩きしてない
ですから。
受付の混雑も何のその、頭の中はベスグロ
シミュレーションで忙しく、誰もイライラ
した表情を見せません。
特に、クラブを片手にフロント前を通り過ぎ、
練習場に向かう方々の顔は希望に満ち溢れて
います。
そのままの表情でラウンドから戻ることが
出来ればと、本当に願っています。
お腹が空いていないことも素晴らしいです。
朝食を済ませて来た人が多いでしょうし、
朝早くはあまりお腹が空かないという方も
いらっしゃるでしょう。
ラウンジでコーヒーを飲みながら、旧知の
方と話を弾ませていらっしゃる方々の顔は
喜びで満ち溢れています。
しかしながら、ハーフ終了時には30%の
方々が、1R終わった時には95%の方々が、
顔を曇らせてクラブハウスに引き揚げて
いらっしゃいます。
そうなんです。ゴルフは難しく、なかなか
思い通りには行かないんです。
でも、お風呂から出て、精算に向かう80%の
方々は既に回復し、次なるラウンドへと闘志を
燃やしていらっしゃいます。
残り20%の方々は
「もうゴルフなんてヤメだ。」
と騒いでいらっしゃいますけど、多分また
来ます。
決して、記憶力が悪いというわけでは
ありません。
2018.10.11
台風だとか積雪の日は、朝といえど緊張した
空気が漂います。
まあ、緊迫した表情を見せるのは、ゴルフ場の
従業員と幹事様だけですが。
他の方々は、「どうするだあ?やめるだかあ?
俺はどっちでもいいぞお。」と比較的のんびり
したものです。
一度だけ、大騒ぎということがありました。
まだ開場前で入口の前に団体さんが並んだ
時ですね。
お気持ちがはやるのはわかりますが、
早い者順というわけでもありませんので、
早すぎた時は、他の方々のように車内で
しばらくお待ちくださいませ。
ええ、気負い過ぎです。