お客様は神様と思っていらっしゃる方
これにはいろんなケースがありますが、
一言で言えば、メンバーさんの場合、
「ありがとうございました。」
「うん、ありがとうね。」
というのが典型的なパターンです。
ビジター様でもほとんどの方が、
「こちらこそ、ありがとうございました。」
と言って、帰って行かれます。
今回の例は、そんな感じにはならない方々
ですね。
ゴルフ場に限らず、客商売だから、
客が上、お店側が下ということはないです。
そもそも「お客様は神様」という言葉は、
接客する側がそのような意識で行いましょう
ってだけの話です。
お客さん側が「俺は神様だから。」
「神様だから相手が従うのが当たり前。」
ということでは、そもそもがありません。
一方で、お客様から見て
「なんだこのコースは。担当者は。」
ということはあるとは思います。
「コース側は皆まともなのに」などと
大それたことは申しません。
ですので、「なんだこの客は」という方と
「なんだこの従業員は」という両者が
たまたまかち合った場合。
そりゃもう、大変なことになります。
ええ、大惨事です。
2020.6.28
「今時キャンセルフィーを取るなんて。」
「割増フィーを取るなんて」
「よそのコースだと賞品を出してくれるけど
なんでここは出してくれないの?」
お客様からの意見は確かに大事ですが、
強すぎるとかえってお客様自身が
不利益を被る場合もあります。
無料サービスを一部の人ががっつり利用し、
結局、廃止にという経験はあるでしょう。
ゴルフ場では、今回のサブバッグの持込み
禁止の件が該当します。
現在、各コースでその動きになっていますが、
これはお客様からのさまざまな注文に
コース側が音を上げたということに尽きます。
「落下したときに破損したから弁償してくれ」
「サブバッグはよいけど、中のクラブが破損」
「間違えて持って行かれたけど、
どうしてくれるのか?」
グリーンの上にサブバッグを置き、
運ぶ時にスタンドの部分でグリーンが傷つく。
このようなことが積み重なり、結局、
何のトラブルもない多くの方々も、
「サブバッグをゴルフ場で使用できない」
という事態になってきています。
法律の抜け道探し
⇒どんどん新規規制や細則が増える
ということにも似ています。