建物とかその内部、浴場、ロッカー等は
差異がそれぞれあるものの、来場の主目的
ではないため、その差異は些末とも言えます。
大きな差異はコースそのものですが、
同じコースでも数度のラウンドでは
わからない差異が数多く存在します。
①ティの違い
一度、それも白ティからラウンドして、
分かった気になられても と数多くの
メンバーさんは思うことでしょう。
基本、ゴルフコースは黒ティから打った
場合を前提に設計されています。
黒ティから打つと、ちょうど左右に
クロスバンカーがあり、曲げると厄介
とか。
黄・白・青ティから打つ場合は、
飛距離があれば越えてしまうことが多く、
クロスバンカーは苦になりません。
設計者の意図を経験することなく、
ラウンドするということになり、
実際にそういうケースが多いのです。
まあ、ミスショットで飛距離が足りず、
黒ティからではないのに捉まるというのは、
私もよく経験する所ではありますが。
②ピン位置の違い
最もスコアに影響を与える部分です。
グリーンを狙うショットもそうですし、
寄せももピン位置がどこかで狙い方、
打ち方が変わってきます。
左右に深いバンカーがあり、ピン位置が
手前であれば、パーオンショットは花道に
落としてという狙い方になるでしょう。
ピン位置が奥であると、怖いけど大きめに
ですとか、低い弾道で転がし気味という
選択になり、狙い方に変化が生じます。
そして、痛い目に遭うたびに、
次の時の狙い方も変わってきます。
そのほか、2グリーンのコースでは、1つの
ホールなのに2パターンのホールがあるのと
同じようなものとなります。
グリーン設定の速い・遅いの違いで、
パッティングだけでなく、
寄せの狙い方・打ち方も変わってきます。
そこに、季節による芝の状態の変化が
加わり、毎回同じコースに行っても
同じ状況は二度とはないとも言えます。
2020.2.13
こういう差異は上級者になればなるほど
感じるものです。
さほど上手くはないですとか、
初心者の方の場合は差異を適切に
感じることが難しいです。
感じたとしてもちょっと頓珍漢な判断を
しがちという面もあるような気がします。
そして、いろいろ気付く人はまだ自分の
気付いてないことがあるんじゃないかと、
そうそう気軽に評価などは出来ないです。
でも、割と大胆な判断を下し、
それを更に世間に一般公開されるという
恐るべき勇気を持った方もたまにお見えで、
私からすれば信じられないです。
一方で、額田GC様のイメージを簡単で、
ストレスがなく、よいスコアを出しやすい
とお思いの方も多いことでしょう。
ですが、西コースのフルバックなんて、
本当に難しくハードです。
そこでは凶暴さが剥き出しです。
ですので、メンバーになっただとか、
競技でそこを使ったという方でないと
分からない部分が各コースには多々あります。
注 額田GCの各ティグランドには
人を和ませるエンジェルがそれぞれ
棲みつき、ゴルフを楽しませてくれます。
でも、西コースのフルバックティには、
多分、魔神が棲みついています。
幕末に渡来したブードゥー系でしょうか?