説得力を持たすためにデータ引用を
というのはよくある手法です。
私もよく使用します。
でも、
そのデータが正しいものなのかどうか
という問題があります。
私が引用した
この地域では9年間で12%、延べ約5万人増加
は、各コースの申告がベースですが、
未加入、新規加入、脱退というコースも
あり、100%正しいとは言えない部分が
あります。
各コースが本当に正しい数値を申告して
いるのかという問題もあります。
そして、愛知県を中心としたデータ
ですので、全国的にもそうかというと
断定は出来ません。
でも、愛知県はトヨタグループ様々
という面があり、コンペの開催ですとか、
プライベートのラウンド等、各コースに
大きな潤いをもたらして頂いています。
それが来場者数の増加にも影響を与えて
いると思うのですが、コースメンバーも
そうです。
トヨタ系のサラリーマン出身という
メンバーさんは非常に多いです。
子育てが終了した50代、
定年になった60才、
この時に会員権購入を考えるという
パターンが、彼らには多いです。
会員権が暴落とも言える値下がりを
見せた20年ほど前から続いている傾向で、
まだまだ続くと思います。
2020.2.29
会員権の売買というと、業者のデータで
その規模を確認できます。
が、それだけじゃないんですよね。
むしろ、それはほんの一部だと思います。
多くのゴルフ場が預託金の償還で苦労して
いることはこれまでにも書きましたが、
価格が下がっているため、会員券の分割
ということをしているコースも多いです。
それで新しくメンバーになられた方も多く、
これらは数値として表には出て来ません。
また、当コースで多いのはメンバーさんの
直接紹介であり、これも業者の数値としては
出て来ません。
表に出てくるデータ以上に会員券購入の
動きは活発です。
メンバーさん側にも、同僚だとか友人を
メンバーにすると、自分がゴルフを
しやすくなるという面があります。
土日ですと、ビジターさんの料金は高く、
誘ってもなかなか来てくれませんので。
結果、メンバーさんによるメンバー紹介は、
本人、誘われた人、コース側の3者にメリットが
発生し、それがため活発な動きを見せています。
いや、誘われた人にメリットが
というのは断定できない?
いやいや、メンバーになってみないと
わからない良さがメンバーにはあるんです。
間違いないです。