①薄利多売
②隙間戦略(ニッチ戦略)
当コースはメンバー制であり、その中でもかなり
メンバー数とメンバーの来場者数が多い部類の
コースです。
そのため、①薄利多売は選択肢としてあり得ません。
中には、一般のメンバーコースよりもビジターの
プレー代のほうが安いコースもあります。
(交通費とかは当然ながら別として)
そこと価格面で競争すると、年会費も払っているのに
「ビジターよりもプレーフィーが高い」
という現象が起きてしまいます。
メンバーさん、大激怒となります。
一度、ホームコースで、ビジターは昼食付き
6,500円ほど、メンバーはプレーフィー6,000円程
だけど、食事補助はなしというイベントがありました。
差額の500円で食べられる昼食メニューなど存在しま
せんので、メンバーさんの方が総費用は高くなります。
このイベントに参加した知り合いのメンバーさん、
そりゃもう本当に大激怒でした。
ですので、ビジターさん相手の価格競争など、
当コースは絶対にやりません。
となると、
②隙間戦略(ニッチ戦略)
という戦略になりますが、そのどこを狙うか?
その前に前提として、
ゴルフ規則 1.2a すべてのプレーヤーに期待される行動
すべてのプレーヤーは次の行動をとることによって
ゲームの精神の下でプレーすることが期待される:
・誠実に行動すること
例えば、規則に従う、すべての罰を適用する、
プレーのあらゆる面で正直である。
・他の人に配慮を示すこと
例えば、速やかなペースでプレーする、他の人の
安全に気を配る、他のプレーヤーの気を散らさない。
・コースをしっかりと保護すること
例えば、ディボットを元に戻す、バンカーをならす、
ボールマークを修理する、不必要にコースを傷つけない。
これが守られない人には来て欲しくないという
ことがまずあります。
しかしながら、
この中のどの層にはそういうゴルファーが少なからず
紛れ込んでいます。
それを踏まえて、集客戦略を考えていくことになります。
2023.3.2
上記に反する人っていうのは、基本的に他人に迷惑を
かける人です。
ということは、こういう人たちが来てしまうと、
その時にそのゴルフ場に来ていた人に嫌な思いを
させかねないということになります。
それを考えると、こういう人たちが来ないゴルフ場
っていうのはそれだけで、大きな集客力を持ちます。
だって、みんな速やかにプレーし、他の人の安全に
気を配り、ディボット・ボールマークは直すし、
バンカーもちゃんとならすんですから。
でも、他コースを含めてクチコミを読む限り、全ての
コースに出没していますね、そういう方々。
ええ、困ったことです。