例えば、コース内における「OBボール窃盗」。
これなんかは、多分、マーシャルが回っている時に
その目の前でやる人はいないだろうと思います。
浴場だとか、トイレにおけるタオルの窃盗もそう
ですね。
コース場従業員の目の前ではやりません。
ですので、バレなきゃという状況が生じると
やりかねないという人が一番厄介です。
だからこそ、匿名でネット攻撃する人には警戒心を
抱きます。
が、クチコミ投稿の場合、「匿名」といっても
コース側はどこの誰ということはわかっています。
例えば、この方。
2018/11/6 ★1
あんなに雨が降っているのに回すなんておかしい。
とてもゴルフなんてやっていれない。
グリーンは水浸し、歩くこともまともにできない、
キャンセルも受け付けない。
もうけ主義が徹底している。
ハーフでやめてきた。最悪のゴルフ場
こういう投稿があると、当日の様子をフロントの
女性とかマスター室に確認をします。
そもそも当日は雨がひどかったため、キャンセル
される方が続出で、キャンセル料も頂いていません
でした。
で、この方にも「どうされますか?」と確認した所、
「やります。」ということでラウンドへ。
むしろ、フロントの女性の方がびっくりしたそうです。
⇒ハーフで上がって来た時もただ単に「ハーフで
上がります。」とだけ言って帰られた。
なのに、まさかあんな投稿をするなんて。
来場時の署名簿がありますし、ネット予約の情報も
ありますので、どこの誰でということをコース側は
全て把握しています。
企業の経営者やフェイスブックをしている人だと、
名前検索で職業やいろんな属性がもわかることも
あります。
そして、上記の事例、もう3年半前のものですが、
この方のカスタマー情報にはずっとその記録が残り
続けます。
俗に言う「ブラックリスト」ですね。
2023.3.17
ただ、「OBボール窃盗」。
これを窃盗として本当に取り締まろうとしている
コースはないと思います。
困るのは、前の組から遅れているのにそれに熱中し、
遅れが更に拡大するケースですとか、その行為が
打とうとしている人たちの邪魔になるケースです。
OBボールを確認しに行って、たまたまそこで他の
OBボールを拾ってくることを、多分、どのコースも
目くじらは立てません。
でも、ボールが安くなり、昔ほどボールを拾いに
行く人も少なくなったような気はします。
OB杭のすぐそばに見えていれば、そりゃ回収を
します。
が、谷だとか崖下に行ってしまった玉は、
「探そうか?」と言っても、本人が「まあいいわ。」
ということが多いような気がします。
だからこそ、谷とか山に行った球を慌てて探しに
行き、「あった!」「あった!」と言うと、卵産みを
疑われるということがあります。
そう思われるのもということで、慌てて一人で探し
には行かず、皆でカートに乗ってOB杭辺りを見て
「ないね。」という方々が一般的でしょう。