昨日の続きです。
「いきなり今年の11月からと言われますと、
先に償還スケジュールに入っている誰かをずらさ
ないと破綻してしまいます。
その中には、あなたたちのお客さんがいる可能性も
あるじゃないですか。
そして、弊社が破綻すると結局、全ての人が償還を
受けられなくなります。
そうなれば、必ずその中には御社のお客さんがいますし、
貴方たちも償還を受けられなくなります。」
という説明には、
「いやあ、役員会議で決まったことですから、
もう話を蒸し返さないで下さい。」
以前から、やたらと役員会議、役員会議と言って来て
いたため、
「お前んとこの役員会議は、そこで世界の全てを
決めてんのか?国連の常任理事国会議か?」
と思っていました。
まあ、これも使える言い訳は何でもということの
1つでしょうけど、本気で考えてくれていない、多分、
社長の言いなりで逆らえないという思いはありました。
2023.9.25
その頃からは本当にずっと苦しかったです。
償還金の支払いが遅れる先が増えてしまうわ、
私たちへの給料支払いの遅れもそれが恒常的に。
元々苦しかった業者さんへの支払いも、更に厳しく
なっていきました。
本当にふらふらの状態の時にとどめの一撃を食らった
という感じでした。
あるお客さんに言われたんですが、
「カードの支払いが出来なくなったことあったでしょ?
あれも?」
ええ、強硬な方にカードの売上を差し押さえられ、
そのまま使用すると、全部、そちらに行ってしまう
ため、カード精算機の使用を一時的に止めた結果です。
「カードリーダー不具合のため」と言っていましたが、
カードリーダー、そんなに壊れるものではないです。
多分、多くの人が経験したことのない事象がここで
起きていました。
The Amazing World です。
でも、多分、こんな必死の思いで償還を続けようと
したコースもそうそうないと思います。
普通はもっと早く放り投げるか、バンザイしてます。
或いは何と言われても、「払えません」で突っぱねるか。
メダリオンの社長には、「○○さん、本当にお人好し
だもんなあ。」と、サンベルの社長は言われてました
ので。