トップスタートから、2サム、3サムが続いた場合、
最初の4サムの組は前の組から遅れるのは当たり前
と言えば当たり前です。
ハーフの平均所要時間が、2サム、3サム、4サム
で平均10分ずつ長くなるとしたら、4サムの方々が
徐々に離されるのは当たり前ということです。
2サムなのに2:30かかってしまう人たちもいれば、
4サムなのに2時間を切ってくる方々という場合も
ありますが、平均的には。
一方で、自分たちのずっと前に4サムの組があった
場合は、いくら自分たちの前が2サム、3サムでも、
彼らから離されてしまうのは、基本的にNGです。
何故か?
よくラウンドの遅れを指摘されて、
「こっちは4サム、前は2サムだから、離されるのは
当たり前だろ!」
と、切れ気味におっしゃる方もお見えです。
でも、その方はプレーが遅い上にゴルフの知識が
あまりないだけです。
注 前に4サムがいれば、彼らのペースより全体が
早くなることはない。
これでわかる人にはわかってもらえるのでは?
と思います。
3つのパターンで違うのは、ティショット、セカンド
ショット、パッティングに要する時間だけです。
カートの速度は一緒ですので、移動時間は
どの場合もほぼ変わりありません。
結果、何が起きるのかというと、
①2サム、3サムの組は、4サムよりも早くホール
アウトしがちだが、彼らは次のホールで待ちに
なるだけ。
②前の組が2サム、3サムの場合は、いつもよりティ
ショットだとか、セカンドショットを打てる
タイミングが早まるため、余裕が出る。
*表を参照
そのため、余裕を持って次のホールに向かうことが
出来、次のティグランドで待たされていた前の組に
「こんにちは」となる、普通は。
それなのに、前の組に離され、遅れた方々が、
「こっちは4サム、前は2サムだから、離されるのは
当たり前だろがっ!」
と言われてしまうと、ゴルフ場側としては「はあっ?」
としか言いようがないです。
上記のような説明をその人たちにしてみても、
そう思い込んでいる以上、そういう言葉に耳を
貸そうとはしません。
耳を貸し、納得してしまうと、彼らにはプレーが
遅くなった正当な理由がもう何もありませんし。
理解を出来ない場合もあるでしょうし、もう何が
何でもこれ、一点張りで主張というケースは多い
です。
2021.8.2
これなどは、マーシャルが回ってせっついても
回りが早くならない場合の理由の1つでもあります。
まあ、自分の思い込んでいる理由をとうとうと
述べてしまうと、かえって恥をかくだけという
場合もあります。
なにとぞ、前の組に遅れないようにラウンドを
お願いいたします。