雨が非常に強く、降雨量が芝の吸水能力を
上回ると、当然ながら水たまりが出来ます。
経験のある方ならご存知のとおり、
水たまりの上ではパッティングした球が
急減速し、パッティングになりません。
そのため、競技の場合は、即刻中断です。
ゴルフ中継で、中断中にグリーン上の水を
掻き出している様子を見たことのある人は
多いと思います。
競技ではない一般のプレーの場合、
取り得る選択肢は次の3つになろうかと思います。
①グリーン内orグリーンの外にプレース
全面が水浸しではなく、代わりになる
パッティングラインのある場合ですね。
等距離だとグリーンの外に出てしまう場合は、
外であるジェネラルエリアからお願いします。
降雨が予想される場合は、ピンを高い
位置に切っておくことが多いため、
有効な処置になる場合が多くあります。
②マスター室に連絡し、プレー中断を連絡
①が無理な場合は、マスター室に連絡し、
中断して下さい。
これはプレー中断の正当な理由として
認められます。
③全員2パットだったことにしてしまう。
これは正式なルールではありません。
でも、あと1ホールで終わりだとか、茶店
という場合は、そこで中断して待つよりも
この方がよいと思います。
待つのは辛いですし、風邪を引いて新型
コロナと間違えられるのもイヤですし。
もちろん、プライベートコンペ・
プライベートラウンドの場合に限りますが。
2020.9.11
こんなケースでは、
「こんな雨じゃもうやれん。帰る。」
という方も出がちです。
でも、グリーンはこういうケースも想定し、
極めて水はけのよい造りになっています。
そして、そのグリーンに水たまりを作って
しまうほどの大雨が降り続くこともまた
まずありません。
台風による大雨警報の場合は可能性が
ありますが、そんな時は元々ゴルフ場は
開場していません。
あるとしたら夕立等の一時的な大雨です。
経験上ですが、長くて20分ほど。
多くは10分、15分です。
大雨さえ小降りになれば、グリーン上の
水たまりも解消されます。
茶店、クラブハウス等でしばしお待ち
頂ければと思います。