確かにとも言えますし、いやいやとも
言える部分ですね。
コースレイアウトなんかは、
何度も来ていればそりゃわかります。
「先が見えないけど、このホールは
あそこを狙って」
とか、
「このホールのグリーンは固いから
直接じゃなく、手前から。」
「あそこがピン位置の時は、ピンを超えると
下り傾斜だから、大きめはNG。」
ということがわかる場合もあります。
「ここは落ち所のフェアウエイが左足下がり
になるし、土が固いから、むしろラフでも。」
ということも、何度でも来ていれば
それだけ痛い目に遭っていますので
わかってきます。
でも、グリーンなんて、何度来ても
わからないことが多いです。
大体の傾斜とかは頭に入っていても、
肝心要の最後の1mの曲がる曲がらない、
早い遅いは本当にわからないことが多いです。
「まっすぐじゃん。」
「ええっ!曲がった!」
よく見るとカップ手前に微かな出べそが。
「ここ何回来てんだよ。」
天を仰いで自嘲する人は後を絶ちません。
それに千を超える回数来ているコースでも、
全く同じ位置からのセカンドショットは
まずありません。
似たような位置からのセカンドショット
だとしても、風の強さ・向き、天気、
気温まで同じという事は絶対にありません。
そして、球が落ちる位置もそれを受ける
フェアウエイ、ラフ、グリーンの状態も
常に違います。
ですので、何度でも来ているコースでも
細かな部分では新鮮なことばかりという
ことがほとんどです。
ラウンドは常に一期一会であり、
飽きない原因かもしれません。
2020.9.16
よく来ているからこそ、逆に上手く
いかないというケースもあります。
あるホールのティショットで、
来る日も来る日もOBなんてやると、
そのホールに来ただけで緊張してしまいます。
もちろん、「今日こそは」と思っても、
そう思ったこと自体が既に力の入っている
証拠で、やっぱりろくなことになりません。
このコースで言えば、私はOUT8番です。
打ち下ろしのやや軽めの左ドッグレッグ。
普通に当たってくれれば、残り100+α
ですので、パー、出来ればバーディをと
思うホールです。
センター狙いで十分です。
でも、引っ掛けます。
ショートカットなんて狙ってなくても。
引っ掛けるからと思って怖がると右にOB。
欲張らずにと思ってフェアウエイウッドを
持っても、やっぱり引っ掛けだとか天ぷら。
最初の頃はチャンスホールだったんですが、
今や一番怖いホールです。
一方で、ほとんで来てないコースで、
ナイスショット。
そのコースをよく知っている人から、
「よお、そこ狙ったなあ。」
と言われることもあります。
知らないと何のプレッシャーもないん
ですよね。