「40秒は規則で認められている。
あれこれ言われる筋合いはない。」
これですね。
でも、私はこれ、権利だなんてとんでもないと
考えています。
ホントに?と思われる方は以下の文章をお読み
ください。
信じて頂ける方は、すっ飛ばして頂いて結構です。
規則 5.6b 速やかなプレーのペース
• 障害や気を散らすものがなく、プレーできる
ようになった後、40秒以内にストロークを行う
ことを推奨する。
• プレーヤーは通常、推奨されている時間より
速くプレーすることができるはずであり、
そうするべきである。
「40秒」というのは「権利」として保証されている
わけではなく、以内に終えることが推奨されている
だけです。
加えて、
「推奨されている時間より 速くプレーすることが
できるはずであり、そうするべきである。」
と、すぐ次の行に記載されているわけですから、
「40秒は規則で認められている。
あれこれ言われる筋合いはない。」
という主張をする人がいたとしたら、都合のよい
数字だけを引っ張り出し、自分に都合のよい曲解を
主張をしているだけです。
同時に、その人の浅ましさをも周囲の人に知らしめて
しまっていますし、規則を熟知している振りをして
実は全然わかってないという可能性もあります。
2023.7.5
紛失球の捜索も規則では3分間まで認められて
いますが、もっと大きな規制というか心がけとして
プレーファーストという概念があります。
従って、「3分間探す権利がある」というのではなく、
「最大3分間までは探してもいい」と考えるべきでしょう。
そして、無理だなと思ったら、早めに捜索を切り上げる
ことが同伴ゴルファーに対するゴルファーらしさだと
私は思います。
「まだ30秒ある!」なんてのはどうでもいいです。
基本、権利を振りかざす姿は見苦しいと思いますし、
そういう人に限って、実は義務の方を果たさないと
いう傾向があると思います。
これまでの人生、何度もそういう人を見て来ました。
逆に、ここぞという時以外、権利をどや顔で主張
するわけではないって人には、実は自分の義務を
ちゃんと果たす人が多いように思います。
よくあるパターンというか人生あるあるです。