で、末尾に
委員会はプレーのペースの方針を設定するローカル
ルールを採用するべきである。
この方針はラウンド、ホール、一連のホール、
ストロークを終了するための最大時間を設定する
ことができ、
そしてその方針に従わないことに対して罰を設定する
ことができる。
とあるため、各コースだとかは
ナビの警告(マスター室から実際に発信した回数)を
基準とし、
1度目:警告、2度目:1打罰、3度目:2打罰、4度目:失格
などといったローカルルールを制定しています。
1ホール×4人×平均5打×40秒×9ホール
=7,200秒=120分=2時間
カート等での移動時間がかなりありますし、球の捜索
時間3分までもあり、全員が40秒を主張するとハーフで
3時間以上は必要となり、全員がペナ対象となるでしょう。
ですので、そうならないように、冒頭の黄色のアンダー
ライン部分で次のように訴えているわけです。
曰く、
自分のプレーのペースが他のプレーヤー(自身の組と
後続組のプレーヤー)のラウンド時間に影響を及ぼす
可能性が高いことを認識すべき
各自がスピーディにと心がけ、それが推奨されて
いるわけですから、それをいいことに権利だと毎回の
ように40秒を主張する人は、まっ、あり得ないです。
「権利」というよりも、「たまだったらギリ我慢して
もらえるギリギリの時間」だと思います。
ちなみに、カートへクラブを取り替えに行ってると
簡単に40秒を超えてしまいます。
カール・ルイスかウサイン・ボルトの全盛期でも
ない限り。
2023.7.6
ゴルフ中継を見ていると、セカンド待ちの各選手、
必ずバラバラにいて、3人とかで固まっておしゃべり
などという光景は見ないです。
一目散に自分の次のショット地点に各自が向かう
ためバラバラの位置になり、打てるようになれば、
各自が順次ショットを開始します。
それでも、プロはライン読みなどに目一杯時間を
使うことがあるため、小走りで移動をすることも
多々あります。
反対に、カートを止めて1人を下ろし、
⇒その人が自分のショット地点に向かう
⇒打ち終わって、その人がカートに戻って来る
(その間、他の3人はカート内で待機)
⇒その人をカートに乗せ、カート出発
カート、また止まる
⇒次の人が自分のショット地点に向かう
⇒打ち終わって、その人がカートに戻って来る
(その間、他の3人はカート内で待機)
⇒その人をカートに乗せ、カート再出発
こんなことを4人全員で繰り返している4人組も
稀に見かけます。
40秒ルールなど世には存在しないかの振舞いで、
早くなんて回れるはずがないです。