「50ヤード以内に落ちてドスンと音がすれば
打込み」
「コロコロと転がってすぐ後ろ、5mぐらいまで
来たから打込み」
と考える人もいます。
一方で、規則に書かれている打込み関係の話は
こちらとなります。↓
ゴルフ規則 第1章 エチケット
◎ コース上での心得
プレーヤーは、前の組のプレーヤーたちが球の届く
範囲外に出るまではプレーを始めてはならない。
そして、打込みに該当するかもという内容として
次のようなものもあります。
1.2 プレーヤーの行動基準
1.2a すべてのプレーヤーに期待される行動
• 他の人に配慮を示すこと-例えば、速やかな
ペースでプレーする、他の人の安全に気を配る、
他のプレーヤーの気を散らさない。
ですので、
「50ヤード以内に落ちてドスンと音がすれば
打込み」
「コロコロと転がってすぐ後ろ、5mぐらいまで
来たから打込み」
これって日本オリジナルの呪文みたいなもので、
そんなことを言っているのは日本国内だけ、
しかもその中の一部の人だけの可能性があります。
結果、
後続の組の誰かが前のプレーヤーの近くまで
打って来た
というケースは実の所、よくあることなんだ
ろうと思います。それは恐らく、世界的にも
普通のことでしょうし、私自身もよく経験します。
が、前の組が日本オリジナルの呪文みたいなものに
囚われている方々だったとすると、
後続の組の誰かが前のプレーヤーの近くまで
打って来た
⇒「打込みだ!」と激怒
⇒でも後ろの組は、「球は届いてない」
「届かないよう安全に気を配って打った」
「何が打ち込みなの?」
ということが発生するように思います。
そして、口論になったとして当然話は嚙み合わず、
業を煮やした前の組の方々がマスター室に、
「後ろの組に打ち込まれた!
注意を促しても、よりによって『打ち込みじゃ
ねえ』って開き直られた!」
ということもよくあるんじゃないかなと思って
います。そりゃ、大激怒でやって来られます。
正直、それを対処しろというのはマスター室が
可哀そうだと思いますし、そんなこんなで今回の
ような掲示となりました。
揉めるんならコース側を巻き込まず、当事者同士で
お願いします。
コース側はその種のことに関与はしていませんし、
片側の話だけを聞いて片方を罰するなど、出来る
わけもありません。
2024.9.26
実際に球が前の組を超えてしまったというケースは
少なからずあると思います。
でも、そういう場合は意図してやってしまう
ケースが少ないため、すぐに謝罪に走り、逆に
大きなもめごとにはなりにくいでしょう。
「少ない」ということは「0」ということでは
ないため、それはそれで問題です。
そういうケースのために「すぐに呼んで」と
いうことで今回の掲示がということもあります。
そして、なぜそんな呪文のようなものが日本で
生まれたのか?
それは明日記載しますが、ただ、私、海外での
ラウンドはそんなに経験がないです。
ですので、
「海外でも50ヤード以内に落ちてドスンと音が
すれば打込みということで銃撃戦が始まる」
ということであれば、ゴメンでお願いします。