リモコンを持つ人に求められるのは、
「進行のスムーズさ」「打込まれ防止も考えて」
カートを動かすことです。
という点です。
決して、みんなが楽を出来るようにではないです。
それを優先すると、「進行のスムーズさ」と「打ち
込まれ」に問題の起きる可能性があります。
「進行のスムーズさ」のために、「打つ人の少し前
にカートを進めておく」という話を昨日書きました
が、例外もあります。
それは初心者の入っている場合ですね。
初心者の方はボールがほぼ真横に近い方向に飛んで
しまうケースがあります。
そのため、そういう人がショットをする場合は、
カートを前に出さない方が賢明です。
結果、「そういうことも考慮できる人にリモコン
を持たすべき」という話にもなります。
一方で、初心者、或いは、そういう考慮が出来ない
ゴルファーばかりというケースはどうするのか?
非常に厳しいです。
帆船の操作が出来ない素人4人で太平洋を横断
しようとするのに近いものがあると思います。
難破必至、もしくは、後ろの組からの「あ~あ」
のため息必至です。
出来れば、そういう考慮の出来る人と一緒に
プレーをと願っています。
最後にお願いしたいことがもう1つ。
パッティング時はカートを一番奥に停めましょう。
ほぼ必ず「カート停止位置」と標識のある位置が
ありますので、その位置ですね。
パッティングが終わった時に手前へ停められた
カートの位置に全員が集まり、クラブをカチャ
カチャやっていると、
グリーン上のパッティングが終わってるのに後続
の組がなかなか打てないということが発生します。
これもゴルフ慣れしている人には常識という話
だと思いますが、NGの位置にカートを停める人、
結構多いんですよね。
2024.10.4
NGの位置に停めたがる人の気持ちは分かります。
手前に停めれば停めるほど早くグリーン上に乗り
込み、パッティングを開始できますので。
ですので、それはそれでいいんです。
ただ、「全員が降りた後は、リモコンでカートを
操作し、所定の位置にまで持って行って」という
話です。
自分のパッティングが気になるのか、これが
出来ないリモコン所持者は多いです。
最後に
「カートは決して、みんなが楽を出来るように
ではない」
多分、ここも勘違いされている方はいると思い
ます。
カートが導入された一番の目的はスピーディな
ラウンド進行です。
急な坂道を除いてカートの方が歩く場合よりも
スピードは速いですが、後ろに戻ってまで
カートに乗り込むなんてしてると遅くなります。
ですので、基本は歩く、ティーイングエリアから
全員のセカンド地点までは全員でカートに乗込む
等、臨機応変に使うことが必要だと思います。
そもそもゴルフの時に歩かないと、ゴルフの目的
の1つである「運動」という点でもロスが生じます。
そのため、仲良くいつも4人一緒にカートでという
のは、ヤメたほうがいいんじゃないかなあと思い
ます。
メチャ仲の良い4人組、よく見かけますが。