いくら自分が早くラウンドをしても、
遅い同伴者がいれば、組全体のラウンド
進行が遅れます。
そして、そういう組が前にいる場合は、
その後続の人たちが早いプレーヤー
ばかりでも、ラウンド進行はやはり
遅いものになります。
その点で、遅いプレーヤーはみんなの
困り者です。
一番簡単なのは、遅い人は誘わない
ということです。
間違ってもサンベルに連れてきて
もらっては困ります。
でも、コンペに参加したらそういう人が
いてしまった ということもあります。
そんな時はどうすればよいのか?
が、今回の話です。
割と簡単です。
ゴルフのラウンドは
速やかなペースでプレーすること
という前提があり、
新ルールになって
安全であればプレーの順番を変えてよい
となっています。
これを活用します。
みんながパット待ちをしているのに、
打つ段になってから、毎回のように
まずライン全体を横から見る、
ボールの位置からピンまでを歩測、
再度ライン横を歩き、
ラインの途中途中で立ち止まって素振り、
最後にボール後方からラインの再確認
という方がたまにいらっしゃいます。
その方のせいでラウンドは
必ず遅いものになります。
なぜ40秒以内というルールが出来たのか?
なんて全く脳裏にありません。
実際に時間をカウントして、
注意を促すのは波風がもろに立つので、
それは出来ません。
そのため、そのライン後方にしゃがみ、
まだ考え込んでいるその時に、
じゃあ、すいません、私打ちま~す。
と、先にパットをしてしまいます。
間髪を入れず、他の人も
じゃあ、次、私行きま~す。
と、どんどんパットし、
残るのはくだんの方だけ。
ピンが差したままなら、あとで
ピンを差し直す必要もないので、
さっさとカートに向かいます。
冷たい仕打ちですが、
これでピンと来ないようなら、
その方はゴルフをする資格がない
と思います。
2019.5.21
何キロも先で右折するために、
追い越し車線を自分のペースで
ずっと走り続ける車と同じ、
いや、これはちょっと違いますねえ。
周りの人に自分の面倒な仕事を押しつけて
美味しい所だけをつまみ、
「俺は仕事が早い、仕事が出来る!」
と自慢される方、
結構、本質が近いかもしれません。
周りのことを考えず、ただ
「俺はパットが上手い!」って
自慢しそうで。
終了ベルが鳴っても答案用紙への
書き込みを止めない受験生と同じ
かもしれません。
ルールよりも自分優先という点で。