ゴルフにはいろいろなルール・決め事が
ありますが、一番効果があったというか、
お上手だったのはカップの設定
ではなかったかと思います。
カップに入ればそのホールの競技終了
疑いの余地のないルールです。
これがもし芝に描かれた円形の印だったら、
必ず揉めます。
サッカーでゴールラインを超えたか
超えていないかが揉めるように。
加えて、カップの真ん中に更に穴を穿ち、
ピンフラッグを立てるようにしたのも
素晴らしいアイディアです。
必要に迫られてだったかもしれませんが、
遠くからもカップの位置がよくわかります。
サッカーのVAR(ビデオ・アシスタント・
レフェリー)のように、スポーツは
押しなべて曖昧さを排除しようとしています。
大相撲も古い話ですが、大鵬の
連勝記録が誤審によって止まり、
その結果、ビデオ判定が導入されました。
今考えると、古い体質に見えがちな
大相撲の対応はかなり先を進んでいました。
昭和40年代の話ですから。
一方で、野球ではなかなか導入されず、
誤審も野球の醍醐味の一つ
と有名な解説者がしたり顔で言って
いるのを聞いたことがあります。
そういうものかと思う反面、
その勝負にかけている選手の努力が
ぼけーとした審判のせいで無に
なるのもなあ。
という気持ちはありました。
やはり努力に対しては正しいジャッジで
応対して欲しいですし、そう思う人が多いから
こそこういう流れになってきているのでしょう。
ゴルフに戻りますと、カップインは
明確ですが、審判そのものがいないため、
ゴルフはその他が全て自己に委ねられ、
言ってみればあまり明確ではありません。
だからこそゴルフ規則の第一章で
エチケットが定められているんですねえ。
多分ですけど。
2018.6.28
「だからこそ」が続きますが、
「だからこそ」ゴルフは人間性が
顕著に現れてしまうスポーツだと思います。
スコアを誤魔化す人間など、
とうてい信じることは出来ません。
ただし、OB打ったのを忘れて
「パー」と申告するケースは
よくあります。
ナイスショット×2⇒ナイスon⇒2パット⇒パー
条件反射ですね。
「でも、なんか違和感が。
あっ、OB打ってたわ。ダボだ。」
とすぐに気づくことが多いですが。