次のような話を聞いたり、ネットで見たりした人は
多いかもしれません。
ハンデ30以上の人は、ゴルフをおろそかにする
ハンデ20の人は、家庭をおろそかにする
ハンデ10の人は、仕事をおろそかにする
ハンデ5以下の人は、すべてをおろそかにする
by ロイド・ジョージ
パッと見て、ロイド・ジョージの名を出すことによって
信憑性を持たせようとしているという印象は受けます。
ロイド・ジョージは、英国の著名な首相、第一次大戦後の
1916年~1922年まで首相を務めましたが、名前は知って
いてもどんな人か、実はほとんどの人が知らないでしょう。
(特に英国人ではない日本人にとっては)
よって、政治家かどうかも実はどうでもよく、人に
よっては「メジャーに勝った昔のプロゴルファー?」
とでも思うかもしれません。
でも、聞き覚えのあるロイド・ジョージの名を出した
ことによって、格言として扱われるようになってしまった
のかもという気はします。
本当は、英国の笑い話じゃなかったかと思うんですよね。
以前掲載した「笑点ネタ」のような。
18歳と81歳とゴルファー、18歳と81歳とゴルファー②
そういう視点で改めて読んでみると、
「ハンデ5以下の人は、すべてをおろそかにする」
という部分は明らかにオチだと思います。
そこに「ロイド・ジョージ」の名を入れ、これがとどめの
オチ(ロイドが下手くそなことは英国で知れ渡っていた?)。
或いは、
これがロイド・ジョージのスイング画像のようですが、
とても上手そうには見えません。
(明らかにラフと思える所から打っていますし)
従って、ロイド・ジョージが
「ゴルフに熱中し、上手くなった奴にろくなのは
いない。(俺は下手だから違うけど)」
という意味で実際に言った可能性もあります。
でも、そうだとしたらロイド・ジョージもたいした
人物ではありません。
片手ハンディで仕事もバリバリやってる人なんて
いくらでもいます。
ハンディ20でゴルフ的にはちょっと悲しいけど、
幸せいっぱいの家庭という方も多々いらっしゃる
ことでしょう。
逆に、ハンディ30で家庭崩壊という方もいらっしゃる
でしょう。
2022.9.24
いずれにせよ、日本でこれを「格言」として扱う人って
どうなの?という部分はあります。
これを持ち出して、「ゴルフをする奴なんてろくなもん
じゃない」的なゴルフアンチの方もいましたし。
昨日9/23(金)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:40
もっとも遅い組 2:43
OUT平均時間 2:08
IN 〃 2:03
かなり雨の強い日で、来場者数も少なく、皆さん、
急いでラウンドをされたと思います。
それが平均時間に現れています。
が、そんな中で2:42かかった組がいらっしゃり、
そのあおりを受けて、次の組は前半を2:00で回ったのに
後半は雨の中、2:43という憂き目に遭っています。
そして、その原因となった2:42の組。
雨の中の長時間ハーフがこたえたのか、残りのハーフを
キャンセルして帰られています。
スロープレーは後ろの組にずずずいっと迷惑をかけますが、
自分たちにも降りかかることがあるという例かと。