ゴルフ競技に参加すべきではない人、
もちろん、不正をする人はもちろんそうです。
規則の冒頭にも
「ゴルファーの良心を前提に誠実に行動すること」
とありますので、不正をする人などは、規則の1
ページ目の1行目を見た段階で、「あっ、俺は出ちゃ
いけねえんだ」と自覚する必要があります。
そして、ひょっとすると本人は正義の味方とでも
思っていらっしゃる方もお見えかもしれませんが、
「不正を見ても見ぬ振りをする人」も同様です。
だって、
「ゴルファーの良心を前提に誠実に行動すること」
と書かれているんですから、不正をする人と同罪です。
つまり、競技に参加する人は最低、「不正をしない」
「不正を見た場合、それを指摘することが出来る」
の2つが求められます。
「不正をしない」だけではなく、両者が存在
することによって、不正をする側にも「やっちゃうと
指摘されかねない」という抑止力が働いてきます。
「不正をする」という場合、その背景には、
「不正をしてもこいつらビビッてなんも言って
来んわ。」という傲慢さが必ずあります。
不正を防止するためには、参加者全員が抑止力を
持つ必要があります。
ですので、競技に参加される方には、「不正を指摘
する勇気」を持って頂きたいと考えています。
むしろ、持って頂きたいというよりも、持ってない人は
競技には参加しないで下さいというレベルの話です。
「不正があっても同伴者がちゃんとチェックするんだろ。」
というのが競技の前提であり、不正を見逃すことは、
他の参加者全員に対する裏切り行為にもなります。
2023.2.5
ただ、18ホールの間、ずっと監視しろとは言いません。
もうその人がボコボコに叩いてnet10オーバーとかに
なり、優勝どころか入賞すらも無理となった場合は、
そっとしておいてあげてください。
真っ白になった頭の中で意識が朦朧とし、ダボを
ひょっとするとボギーと申告してしまうことがある
かもしれません。
でも、そうなった時点では、ボギーでもダボでも
大勢に影響はありませんので、わざわざ言わなくても
大丈夫です。
むしろ、フラフラしていてカートから転げ落ち、怪我を
することのないよう見守ってあげてください。
その代わり、優勝するかも、上位入賞するかもという
状況にいらっしゃる方が同組にいる場合は、他の競技
参加者を代表して、厳しくチェック願います。