初心者の方が練習場に初めて行って、
驚くのは次のようなことではないでしょうか?
練習場で自分がなかなか当たらず、
四苦八苦している中、周囲の人は
遠くまでビシバシとボールを打っている。
実を言えば、まっすぐ行っていない球、
当り損ないの球などの方が多いのですが、
初心者にはプロのような球筋に見えてしまう。
実際にラウンドに行けば、フェアウエイから
ティアップもせずにスプーン、クリークを
打っていく人も。
これも、きれいに打てる人はごく少数ですが、
「打てる」という部分に驚いてしまい、
「ゴルフの神様かしら?」と思ってしまいます。
自分は、ティアップしてもスプーンなんて
当たる気がしないんですし。
でも、皆様はご存じのとおり、本当に
上手いと言える人なんてごくわずかです。
上手い人から見れば、下手な人ばっかでしょうし。
一方で、全然当たらない人と、多少は当たる
程度の人では、そこに大きな隔たりがあります。
多少は当たる程度でも、みな苦労し、ようやっと、
そこまでになって来たのですから。
不細工なフォームであろうが、
よくダフるにしても。
やっぱ、ゴルフは本当に難しいと思います。
難しいからこそ、辞めてしまう人が後を
絶ちませんし、難しいからこそ、
飽きずに続ける人も多いのでしょう。
2020.11.6
まぐれで長いパットが入ってしまったり、
岩に当ってベタピンというのは、初心者を
止めさせないためのゴルフ神の配慮です。
素人がまぐれでバリバリの強打者を三振に
取るなんて、野球ではありません。
そもそもストライクが入りません。
素人がまぐれで十両力士に勝ってしまう
ということも、相撲ではあり得ません。
上手い人のサーブを素人が返してしまう
ということも、卓球ではないでしょう。
ええ、ゴルフの神様は思慮深いです。
そして、上手くない方の練習場での悩みは
教え魔の登場だと思います。
今日の朝、たった今、教え魔のレクチャーを
私も受けていました。
何十年も教え魔に声を掛けられるなんて
なかったんですが。
ドライバーがずっと当らないため、
ドライバーと3番ハイブリッドだけを持ち、
足掻いていました。
そこへ、にそにそしながらまさかの
教え魔登場。
そして、その教え魔自身もたった今、
「ドライバーが当たらへん。」
って、自分でつぶやきながら、ひどい球
打ってたとこのくせに。
7番アイアンでも持ち、それをたまに打って
いれば、近寄って来なかったんだろうとは
思います。
ええ、おかげ様で、私は教えられたとおりに
打ってドライバーが右45度にしか飛ばなく
なりました。
で、あんた。
何をこそこそ退散しようとしてんねん。