練習場の最大派閥ですので、もう少し。
最大派閥と言っても、
人数的にという意味ではありません。
人数的には
100を切ったことがない
100を切れる雰囲気もない
100を切ることがラウンド時の毎回の目標
という方々の方がはるかに多いでしょう。
生涯、一度も100を切れないまま
ゴルフ人生を終える人の方が多い
という説もあるほどですし(あくまでも説)。
ただ、これらの人々は
会社のコンペが今週あるからたまには
なかなか上手く打てないし手の皮が剥けるから
ラウンド前に練習するとかえっておかしくなるから
とさほど頻繁には練習場に行きません。
よく来るのはあとちょっとな羊たちであり、
結果、人数は少なくとも練習場では最大派閥となります。
好きこそものの上手なれ
とは言うものの、スコアの進歩が止まってしまい、
悶々と練習をされている方もいらっしゃいます。
もっと上の片手シングルや
片手シングルを目指す人からすれば
下手の横好きと言われかねませんが、
全体からすれば決して下手ではありません。
彼らの中にこそ練習場シングル
と呼ばれる方々がいらっしゃるのですし、
多くの人がなかなか切れない100を
100叩きの刑として忌み嫌うのですから。
一方で、練習場シングルと呼ばれるのに
何でシングルになれないの?
と問われれば、
寄せとパットがまだまだだからとなります。
そう、中間管理職のように
いろいろと悶々とする層なんです。
会社で言えば、部長以上になかなかという
副部長さん・課長さんなのかもしれません。
でも止まっていた平均スコアが
突然急激によくなる方もいらっしゃり、
やっぱりその上の層への予備軍であることは
間違いありません。
そのため、彼らは自分こそがそうだと信じ、
今日もせっせと練習場に通うのです。
2018.2.9