とある蒲郡の練習場にいつものごとく
子羊たちが集まるのですが、
困った子ちゃんの子羊もいます。
1つは斜め打ちですね。
練習場によっては禁止する旨が掲示されて
いる所もあります。
20ydとか30ydと書かれたピンを斜めから
狙って打つことを指します。
それだけ近いと、隣の打席の方の
目の前を球が飛ぶことになります。
動物の目は敵の襲撃を気づきやすく
するために、左右の動きに敏感で、
人間にも未だにそれが備わっています。
正面からくるものはまだしも、
左右から飛んでくるものには
「あっ」と反応してしまいます。
もう1つが長いタイプの練習器具を
ブ~ンブ~ンと振り回すことですね。
後ろの打席の頭上まで届きますし、
音がうるさいですので、少なくとも
後ろの打席に人がいる場合は、
振り回すべきではありません。
で、後ろの席に女性がやって来た
とある男性。
張り切ってドライバーを打ってみますが、
上手く打てません。
で、始めた行為がその練習具での素振り。
球は飛びませんので、ミスショットか
どうかはわかりません。
そして、凄い音だけがブ~ンブ~ンと
するので、素振りをずっと繰り返します。
が、その女性が自分の前の打席の男性と
親しい仲とわかった瞬間に、すっと
その素振りを止めたんですね。
すっと。
ええ、男はいくつになっても悲しいんです。
悲しい生き物なんです。
2019.3.2
その男性の素振り、多分、見る人が見れば、
「上手く当たんねえだろうなあ。」
とわかってしまう素振りなんですね。
そこも気づかず、一生懸命素振りをして
アピールしてしまう。
悲しいんです。
皆さん、思い当たることがありますね。
練習場は、太古以来の♂の為してきた
本能的な行動にも思わず思いを馳せて
しまう哲学の場でもあるのです。
そして、もう1つ書きたいことが。
その女性、結構・・・・・・・・
いや書けません。
なおさら悲しくなってしまいますので。