練習場では、前夜、或いは、仕事中に
ふと思いついた打法を試みようと、
子羊たちが「新打法」「新打法」と
念仏のように唱えながら、姿を現します。
これが還暦打法だ。
これが新還暦打法だ。
これが真還暦打法だ。
これが真還暦打法改だ。
ええ、毎日です。
そして、1日で使命を終えた新打法が
どうなっていくかというと、
NG打法1234号
NG打法1235号
NG打法1236号・・・・・
と、死屍累々の山を築いていくことに
なります。
たまに、
あれ?これって前にもやった記憶が
と思い起こすこともあります。
そして、かなり近い所をグルグル
回っているだけですので、
どこが違うのか
どこが新打法たる所以なのか
は、本人以外の誰にもわかりません。
そうやって、50才を過ぎても
60才を過ぎても口々に「新打法」
とか言っているわけですが、
先日、私の実父と練習場で会いました。
練習場で会うのは初めてでしたが、
父親は今年86才。
会って最初に言った言葉が、
明日、ラウンドに行くから
新打法を試しに来た。と。
そして、その新打法がこちら。
何がどうこれまでと違うのか
さっぱりわかりません。
名づけるなら、プレ米寿打法でしょうが。
2019.6.13
まあ、86才で月2回ゴルフに
行っているそうですので、
たいしたものです。
父親の同年配の方は、1人で車を
運転してゴルフに行こうとすると、
家族が止めると。
当コースでも80才後半で月に6回は
ご来場のメンバーさんがお見えです。
そして、その方の場合は同伴者の方が
必ず運転してきます。
体力は80才越えでもラウンドOKという
方々が多くなってきたのですが、
車の運転という問題は出て来ています。
そういう意味でも、車の自動運転が
早く進歩すればと思います。