アフタヌーンティを楽しむ人も、地球の
裏側にはいそうな時間帯、日本では
各地のゴルフ練習場に子羊たちが集います。
まあ、この時間帯に限ったことでもない
のですが。
そして、今の時期はゴルフ場も暑い
ですけど、練習場はもっと暑いです。
蒲郡のとある練習場も連日のうだる
ような暑さ。
そんな中、黙々とナイスショットを連発
される60才前後とおぼしき子羊が。
腰をきれいに回してから、クラブをすっと
降ろしてスパン、スパンと打っています。
打ち方にはいろいろあり、この打ち方が
至上というわけではないかもしれませんが、
ほとんどの子羊にはこの打ち方が出来ません。
その方は、たまたま私の知り合いの
同級生ということが分かったため、
思い切って声をかけてみました。
「きれいなスイングですけど、
ハンディはおいくつなんですか?」
少々、口ごもった後、
「ええ、14です。」
いや、絶対にそんなことはないです。
多分、「4」なんですよね。
あの打ち方は、片手ハンディ、
もしくはそれに向かっている人でないと
出来ないような気がします。
2020.8.23
吉良カントリーのメンバーさんだと
言っていらっしゃいました。
筋骨隆々というわけでもなく、
むしろ、普通という体格なのですが、
やっぱり打ち方なんですかね。
そして、上手い人は自分が上手いという
ことを、本当に口に出しません。
あんな打ち方をしていればそれでモロバレ
とも言えますが、聞こえよがしに、
「この前、もうちょっとで80切れたのに」
(ってことは切ってないんですが)
だとか、
「この前、2連続バーディ取ってさあ」
(最終的には多分、いつものスコア)
なんてことは言わないですね。
自分から進んで、周囲の人に
「そこはちょっとこうした方が」
なんてのも言わないです。
そして、その子羊は、
「14じゃなく、4でしょ?」
と言われて、
「いや、この前100打ちましたし(もごもご)」
とか、逆にしどろもどろになって
いました。