「狙いに行く」という場合、概ね真っ直ぐな
ラインなら、狙いようもあると思うんですが、
難しいのはやっぱり曲がるラインですね。
ベントグリーンの場合、曲がりは芝目よりも
傾斜に左右されがちですので、傾斜さえ読めば
どちらに曲がるというのは大体わかります。
でも、曲がり幅がなかなかわかりません。
普通は右のラインのように弧を描いて曲がって
行きますが、その弧の程度が分からないんですよね。
特に「入れたい」と思う、思うだけですが、
2m以内のパット。
強めに打って曲がりを多少消して狙うのか、
ジャストタッチで予測される曲がり幅なりに
打っていくのか?
迷うんですよね。
パットが入っている日だと強気に行けるんですが、
入っていない日はジャストタッチで狙って、想像
以上に曲がって入らないというのがパターンです。
そして、特に悩むのが、当コースのように凹凸の
あるグリーン。
すぐ上の画像のグリーンで画像の下側から狙って
行くことを考えると、
①ベースは下りのフック。
②ピンの左に行ってしまうとフックが強くなりそう。
③ピンを超えるとさらに下りが強まりそう。
④あんまり右に打つと、右側にも持っていかれ、
下手すりゃ3パット。
と、いろいろと考えます。
先にパッティングをする人がいれば、その軌跡も
参考にします。
そして、カップの右1m、手前2mに置くつもりで
と打ちだしたら、打ち出した瞬間に右に持って
行かれ、
「ああっ!」
で、3パット確定ということも起きることがあり
ます。
ええ、アプローチと一緒で、読みが確かじゃないと
考えるだけムダということはよくあります。
まあ、読み間違えたけど、打ち損じもしたため、
かえって「ナイスカップイン」ということも実は
ありますけど。
2024.10.29
ですので、長いパットが入る、曲がるラインで
カップインするというのは運の要素の方が大きい
んじゃないかと思っています。
3パット、4パットはしない、1m弱のパットは
確実に入れるというのは実力という気もします。