年金の話で言うと、男性は65才から受給開始を
選択できます。
で、みんないろいろと考えます。
支給繰上げを選択すれば受給額は増える。
早く貰えば受給額は増えない。
一体、どっちが得なんだ?
結論を言えば、私の回りでは圧倒的に65才からの
受給を選択する人が多いです。
もちろん、65才で「完全リタイア」という方は
ほとんどそうなるんですが、中にはまだ働いて
いるのに65才からの需給を選択する人も多いです。
恐らく日本の男性の平均寿命と65才からの総受給
額、そして、例えば70才からを選択した場合の
総受給額を比較し、ということだと思います。
そして、平均寿命だけでなく、健康寿命も考慮し、
ということもあるでしょう。
そうすると確かに65才から受給したほうが総額は
多くなることが多いのかもしれません。
一方で、総支給額ではなく、その時にもらえる
月当たりの年金額を考える人もいます。
総支給額を考えた場合、それは今時点で確定して
いる値ではなく、その方が亡くなった時に初めて
確定する数字です。
ですので、総支給額ではなく、生きている時に
毎月いくら貰えるのか?を重視するということ
でしょう。
少数派ですが、私はそちらにしています。
私はまだ働いていますし、たまたま両親が90才を
越えてまだ健在ということもあり、「俺も長生き
すんじゃね?」という気もしないではないですし。
2025.4.6
割と短命で死んでしまい、「65才から年金を貰っ
てた方が得だった~っ!」という可能性はあります。
でも、長く生きた場合のほうに張りたいと思って
います。
裏目に出た場合はその時、「人生最後のギャンブル、
しくじった~っ!」と言いながら死んでいこうと。
そもそも、得するかしないかだけの話で、しくじった
時に大金を追い金しなければならないという話でも
ありませんし。
いや私、年金機構の回し者ではないですけど。