注:⑧⑨については後日説明
2019年のゴルフ規則変更の時、一番話題になったのは、
「プレ4がなくなる」という話ではなかったかと
思います。
いわく、
「OBになったと思われる近辺から+3打で打ち直し」
というルールです。
「+3打」というのは、2打罰で、先ほど打った打数から
次のショットとして1打を足すから合計で「+3打」という
意味です。
でも、これ、情報の先走りで、実際にはそれは
正式ルールではなく、「そういうローカルルールに
してもいいよ。」という話でした。
そのため、多くのコースでは、ティショットに限り、
未だに「プレ4」がそのまま残っていると思います。
当コースでもそうで、5大競技以外はプレ4使用
としています。
注:5大競技
クラチャン、理事長杯、シニアクラチャン、スーパーシニア
クラチャン、スクラッチ競技
これは、やはりプレイファーストとスコア的な
有利さのためだろうと思います。
OBを良く打つ人ほど再度OBを打つ可能性が高いため、
打ち直し制を採用すると、間違いなくラウンド進行は
遅くなります。
また、コースやホールによっても違いますが、
プレ4の場合、打ち直しをするよりもスコア的
には有利になります。
プレ4を使えばOBパーのダボを取れる可能性は
結構出て来ると思いますが、打ち直しだと多く
の場合、トリの危険性が高くなります。
プレ4はかなり前の方で打てますので。
「OBを打つような人は謙虚に短いクラブで打てる
とこから打って。」
というコース側からの音量なき声だろうと思って
います。
2022.1.2
OBは皆さん、慣れている(?)からよいにしても、
問題が起きがちなのがロストボールですね。
規則では「3分」です。
でも、実際の場ではストップウォッチで時間計測
する人なんてまずいないです。
そして、探している人は夢中になるからか
確実に3分を過ぎても探し続け、周囲も「3分
過ぎたから」とはなかなか言えません。
これがラウンド進行に大きな悪影響を与えています。
そのため、当コースではローカルルールとして、
「3分」ではなく、「1分」としています。
この辺りに飛んだというのはわかっており、
その周囲を探してすぐに見つからなければ
多くの場合、見つからないです。
フェアウエイが柔らかくて完全に球が埋もれて
しまったとか、どこかの穴に入ってしまった
場合等、あるはずなのにないということはあります。
結構、良くあります。
そのため、フェアウエイに行ったはずという場合は
いざ知らず、ちょっと危ないかもという時は、
こまめに暫定球を打ってください。
これはプレ4なのに暫定球を打つというのとは
意味が違いますし。