日曜日はサンベルでも、60才以上の
シニアの方々によるシニアクラブ選手権の
決勝があり、熱戦が繰り広げられました。
優勝された方は、出場5回にして
4回目の優勝を飾るという形になり、
子々孫々に伝わる栄誉です。
お前のひいひいお爺ちゃんは、
ゴルフが上手くてな、5年間で4回も
タイトルを取るぐらいだった
と、60年後でも伝わっていくことでしょう。
お爺さんになってもゴルフ、ゴルフで
土日に家にいたことはなかったけどな。
というおまけ話があるかどうかは
知りませんが。
私が一番興味を持ったのは、出場者中で
最年長の77才の方です。
77才とはいえ、背筋が素晴らしく発達し、
背筋だけで言えばハルク・ホーガンの
ような感じでした。
背が高く、背筋も発達しているため、
とても77才とは思えない立ち姿で、
そこらの50代には負けないドライバー
ショットを打たれていました。
そして、立派な60代のお爺ちゃんたちを
鼻垂れ小僧扱いしているのも新鮮でした。
60才を超えても鼻垂れ小僧扱いされる方は
堪ったものではありませんが。
一方で、サンベル関係者と出場者たちを
一番驚かせたのは予選で「81」の
快スコアを叩きだしたN氏です。
詳細をここで書くことはしませんが、
競技にはいつも参加頂ける方であり、
とうとうやってくれたぜ!
という感じでした。
本人は肩痛さえなけりゃ、ね。
と言っていらっしゃいましたが、
決勝ではまた肩痛がぶり返して
しまったということなのでしょう。
ご愁傷さまです。
ラウンド後のアテスト時に
8番でOBを3つも打っちゃってさあ
と本当に悲しそうに話されていた
Hさんも印象的でした。
そうなんですよね、競技なのに
1ホールで3つもOBを打っちゃうと、
自分がどこにいるのか、今、
何をしているのかっていう状態に
なっちゃうんですよねえ。
そう、宇宙全体の時間が一瞬停止します。
2018.7.9
77才の方は競技委員も褒めており
「クラチャンとかには必ず出てくる。
昔みたいなスコアはなかなか出せず、
90を叩いたりもしちゃうけど、
競技に出ようとする姿勢は本当に立派。」
と言われていました。
私もそう思います。
スコアが残りますので、恥をかきたくない
とかは誰にでもありますが、
競技に参加して、競技を盛り上げていこう
という姿勢があると思います。
それに競技とは言っても、
しょせんはローカル競技です。
お祭りみたいなものですので、
参加することに意義があるとも思います。
追記2023.11.27
77才の方、その翌年に亡くなられました。
ラウンドをする姿を見たのがこの時が最後に
なりました。
今でも彼の言動を思い起こしますし、古い
メンバーさんから話の出ることがあります。