先日の記事で、
「ちょっと勘違いされているビジターさんが
結構、いらっしゃるんじゃないか?」
と、思うことは多々あります。
と書かせて頂き、その理由としてメダリオンの
会則の一部を掲載しました。
これ、当コースだけがそうなのではなく、
ほとんどのメンバーコースも同様だろうと思います。
私のメンバーコースでも
第2条(目的)
・・・会員の健康増進を図り、健全なゴルフの
普及に努めるとともに、会員相互の親睦を深める
ことを目的とする。
となっています。
まあ、元々は初期のゴルフ場で作られたものを
その後の各コースが真似たから概ね一緒でしょうし、
もっと言えば、最初にそれを謳ったゴルフ場もの
イギリスクラブ制度を真似、そこから持って来たん
だろうと思います。
ですので、基本的にはメンバーとメンバーが連れて
来るビジターしかそのゴルフ場を利用することが
出来なかったはずです(公開競技を除いて)。
それが変わって来たのは、楽天様、GDO様を始めと
する予約サイトの登場ですね。
それは多分、1990年代に入ってからだと思いますが、
「うちで取った予約者をそちらのコースでラウンド
させて頂けませんか?
紹介料として1人に付き○○○円頂きますが、他は
コース様の収入になり、相互にメリットがあると
思いますが。」
的なものだったろうと思います。
で、当初の利用者は
「本当にネットで予約してラウンドできるの?」
という感じだったでしょう。
署名簿の所に必ず「紹介者」を書く欄がありますので、
「ここにGORAって書けばいいのかしら???」
という感じで。
私がまさしくそうでした。
この場合、客の入っていないコースにはメリットが
あったでしょうが、元々、入っているコースには
大きなメリットはなかったと思います。
そして、時代が下がり、初めからネット予約で
ゴルフをするという方々が出現して来ます。
そういう方々の中の一部は、どこかの飲食店を
予約したり、遊園地に行くのと同じ感覚で、
どこのコースに対しても、
「サービスが悪いぞ。
そんなことじゃ次に行ってやらんぞ。」
的な感覚で物を申してしまうのかなあと思います。
「○○でないと次は行ってやらんぞ!」
的な言葉は、言うその人からすれば、
最高の脅し文句なんでしょうが、
「何、言ってんのこの人?
ならヤメときゃいいやん。」
と感じるゴルフ場もありますので、ご注意を。
2023.11.25
ゴルフ場側の感覚で言えば、
「やたらと林の中に入ってボールを漁って来る
ビジター」
↑ビジターのふりをした窃盗団かしら?と思います。
「ティーイングエリア上で、穴を空けながら
アプローチ練習を繰り返すビジター」
↑そんなとこにお宝が埋もれているとでも思ってん
のかしら?と感じる場合もあります。
「前の組からどんどんと遅れてしまうビジター」
↑ここまでの料金はいいから、もう帰ってと、
つい思ってしまいます。
ええ、ネットの返信には書けませんが、実際は
そんな感覚もあります。
どうしても言いたいなら、それは予約サイトの
運営側に言うべきです。
「○○だから、あんなコースの予約が取れるように
するな!」と。
運営側からそう言われれば、
「じゃあ、予約を取って頂かなくて結構です。」
と返答するコースも出て来ると思いますが。