この方の場合も先日のシングルさんと同様に、
同じコースにおいては、ティ位置による距離が
長くなるほど、平均スコアは悪くなります。
それは主として、距離が長くなるとパーオン
狙いのショットで使用するクラブが長くなり、
長くなればその精度が落ちるためと言えます。
やはり6番アイアンを使用する場合よりも、
9番アイアンで狙うことが出来るなら、
パーオンの確率は上がります。
同じパーオンでも、9番アイアンでのショットの
方が6番アイアンでより、ピンにより近い位置に
止まる可能性も高まります。
そして、ティショットでドライバーを握るにしても、
その落ちどころが黒ティの場合、青ティの場合、
白ティの場合でそれぞれ違ってきます。
ドライバーだとバンカーに入りやすいだとか、
ちょうど狭くなっている所に行ってしまう等の理由で、
FWやHBに持ち替える場合も出て来ます。
そのため、たままた来場して白ティまたは青ティで
打ち、それでそのコースがわかったようなコメントを
読むと、「?」とも思います。
どんなことでも、仕事であれスポーツであれ、
単純だと思ったことでも、突き詰めると実は奥深い
ものばかりです。
それがわからないのは、突き詰めていないだけの話で、
ゴルフも1つのコースを突き詰めると、なかなか
奥深く、面白いものがあります。
使用ティだけでなく、季節でもゴルフが変わりますし。
更に言えば、同伴した相手でもゴルフの楽しさが変わり
ます。
出来れば、「あの人と回って楽しかった」と思われる
ようなゴルファーになりたいと思っています。
2022.10.17
ちなみに、この方と回ったことが一度だけあります。
しかも、私の89才の父親と一緒に。
へらず口の多い父親ですが、彼ともう1人の同伴者
ハンディ10の方のショットを見ている内に、親父の
口数はどんどんと減っていきました。
9番、10番のロングホールでは、連続で彼の5ヤード
ほどのイーグルパットを見ていますし。
多分、これまでこのレベルのゴルファーと回った
ことがなかったんだと思います。