男性だから白ティから、女性差から赤ティ
からというのは、元々がジェンダー差別では
ありません。
だって、ジェンダー差別、男女差別というのは、
「性を理由に不当な扱いを受けたり、差別を受け
たりすること」を指すためです。
赤ティを「赤ティ」と呼ぶことで、女性ゴルファー
が性を理由に不当な差別を受けることなどなく、
逆に女性が「白でやりたい」ならそれもOKです。
この表は性別・年令により、使用することの
出来る一番短い距離のティを示したものに
過ぎません。
女性の方が全般的に優遇されていますが、不当な
扱いとは言えませんし、差別を受けているという
ことも、もちろんないです。
むしろ、男性が差別を受けているということは
言えますが。
そして、これよりも距離の長いティであればそれは
男女ともご自由に使って頂けます。
黒でも、靑でも結構です。
ですので、実際に70代の方が白とか青ティを
使用して当該競技に参加することはよくあります。
そういうことがありますので、「ジェンダー差別を
無くすため」に緑ティに変えると聞いて、「正気か?」
と思ってしまったんですね。
ジェンダー差別の例としてよく挙げられるのは、
「日本では欧米に比べて女性の管理職が少ない」
という話などがそうだと思います。
でもこれも、例えば、
こんなケースがあったとしたら、日本はむしろ
管理者への昇格では女性のジェンダー差別はない
国ということになります。
だって、男性よりも女性の方が昇格率が高いん
ですから。
むしろB国の方が40%の女性管理職数がいたと
しても、ジェンダー差別が強いということに
なります。男性よりも昇格率が低いですので。
ただし、日本の企業が男性を女性よりも優遇して
入社させていたのであれば、その点で日本の企業
にはジェンダー差別がとなります。
ですので、そういう所までを見ないと日本がどう
のこうのとも言えません。
ジェンダー差別という言葉だけが独り歩きして
しまうと、銭湯もトイレも性差別を無くすべき、
ゴルフツアーも男女別ではなく一緒にやるべき、
バレーもバスケも混合でやるべきと言い出す
連中が出てきかねないです。
「マナー」という言葉をたてに自分の思うように
したがる人たちと似たような思考の人たちです。
言葉だけが先走ると常にろくなことが起きない
です。
2024.10.10
よくあるのは人に「常識がない」「マナーを
守らない」「思慮が足りんわ」と人に向かって
言う人、
たいていの場合、言ってるその本人がまさしく
そういう人間です。
これらの言葉、普通の人はいちいち言わないです。
その言葉の意味を理解せず、言葉だけを取り
出して自分の意図通りにしようと人たちなん
だろうなあと思います。
たいていは人から好かれないタイプの人間です。