やっぱり、スイングフォームの完成度は
飛距離に比例はせず、平均スコアに比例すると
思います。
「飛ばすなあ!」と思った人がみなよいスコアで
回るわけでもありませんし、スイングがきれいな
わけでもありません。
一方で、「きれいなフォームだなあ」と思う人は
やっぱり、それなりのスコアで回ります。
「ひでえスイングだなあ」と思う人のスコアは、
たまには80台前半や80を切る場合もあるでしょうけど、
やっぱり平均スコアで言えば90~95までだと思います。
そして、そこまでのレベルは我流でも比較的
短期間で到達できることも多いと思います。
でも、ここからが至難です。
本当になかなか進歩しないです。
あまりにも時間がかかるため、体力低下の
スピードに追い抜かれてしまう人も続出します。
結果、いくら練習やラウンドをしても、
平均スコアが下がり始めてきてしまいます。
「並みのスイングレベル」を越えた人が「シングル」
とか呼ばれる方々であり、その困難さは「シングル」
と呼ばれる方々の数の少なさでわかります。
2021.12.5
シングルの方の数の少なさは、ゴルフ場に行って
ハンディボードを見ればわかります。
ボードの中の全メンバー中、数パーセントしか
いないはずです。
そして、メンバーになると誰もがハンディを取得する
わけではなく、ボードに載っていないメンバーも多い
ため、実際の割合はもっと少なくなります。
一方で、シングル、もっと言えば片手シングル
だとか、プロがみなフォームがきれいかと言うと、
これもちょっと違います。
それはゴルフはショットが全てではないという
部分に起因するところ大です。
でも、多くの場合、ショットが一番多くの割合を
占めるため、ショットのフォームを見れば、
大体の腕前がわかるという話です。
そのため、私を含めて、練習場で練習をする
というのは、下手さを毎ショット暴露している
ようなものという面があります。
その恥ずかしさをたまたまのナイスショットで
ゴマ化しているだけです。
そう、ゴルフの神様の好采配というか、誰にでも
たまにはナイスショットが出るんですよね。
ありがたいことです。