競技に参加されない方には馴染みがないかも
しれませんが、競技ではスタート前、互いに
「どこのメーカー、何番のボールで打つのか?」
を申告し合います。
で、他のホールでボールを変える場合は、
「何番のボールに変更します。」
と同伴者に申告をした上で、ボールを変更
します。
プライベートでも実施される方々はいらっしゃる
かもしれません。
ただ、調べては見たんですが、ゴルフ規則では
定められていないと思うんですね。
でも、なぜそんなことをするのか?
多分、自分の身の証を立てるために始まったん
じゃないかという気もします。
「OB打っちゃったかも」
⇒「あったあった、俺の球だ」
「本当にお前の球か?」
「見てみろ、プロV1の2番で、スタート前に
見せたのと一緒だろ?」
「おっ、なるほど。」
暫定球を打つ場合も同様ですね。
「さっきは2番で打ったけど、今度は3番で
打ちま~す。」
⇒「3番はあるけど、2番はないなあ。
すみませ~ん、最初の球はOBでした~」
2024.5.9
だからこれをやる際は、ポケットに全部
番号の違う球、或いは、色・メーカーが
違う球を入れておかないと成り立ちません。
でも、ある人は全部同じメーカー・色・番号の
球を持っていたそうです。
そりゃ、そんな人が「あったあった、最初の
球だ。」と言っても疑われます。
始めから卵を産む気満々、暫定球なのに
「あっ、一発目の球だ!」と言う気満々、
とも言えます。
そういう風に準備しているという点で、
そもそもがいかがわしいゴルファーという
気もします。
ちなみに、競技のスタート時、持ってる球が
全て同じ球ということが発覚した場合、間違い
なく、競技参加は認められないでしょう。
疑われることのないような準備をしておくことも、
ゴルファーのマナーだと思います。