90代の方、80代の方々のゴルフ場来場状況については、
私自身も驚いたところですが、これを見た多くの
メンバーさんにも衝撃が走ったようです。
「年配になってもこんなにラウンドをしている人が
いるのか!」と。
で、3回目は、80代の方と70代の方の比較です。
まず、「総人数」が桁違いです。
80代の方が361名に対して、70代の方は2,279名
いらっしゃいます。
「だから、80代になるとゴルファーが激減する」
という見方も出来ます。
でも、それは違います。
次の人口ピラミッド(2019年)のように元々、
80代の方々というのは人口が少ないということが
1つにはあります。
そして、バブルが弾け、ゴルフ場の会員権暴落が
始まった頃には既に社会からリタイアしていく
時期であったため、サラリーマンゴルファーも少ないです。
当コースでも、80代で会員権を取得されているのは、
圧倒的に会社経営者だとか、自営の方々であり、
サラリーマンだった方は少ないです。
それに比べて、サラリーマン真っ盛りの時に
会員権暴落の始まった70代の方々には
元サラリーマンゴルファーが非常に多いです。
そういう背景があって、それが「総人数」に出て
来ています。
70代で週一ゴルファーという方々は本当に
いくらでもいます。
また、特徴的なのは、「元同僚と同じコースの
メンバーになって一緒にラウンド」というパターンが
70代になっても続いている方が多いということです。
相手もメンバーでないと誘いにくいということ
からでしょうか?
2022.3.3
このデータで忘れてはいけないのは、これは
1つのコースのデータだということです。
ですので、他のコースにも出没し、年間100ラウンドを
越える70代のゴルファーって、実は相当多いんじゃ
ないかとも思っています。
また、70代の方々がゴルフをリタイアする日も
いつかは来ます。
でも、それをもって〇〇年問題とか騒ぐのはどうか
と思います。
やはり団塊の世代の方々の人口量はとてつもなく、
彼らが年齢を重ねれば、ゴルフだけではなく、
社会のあらゆる所に大きな影響を与えます。
ええ、ひっくるめて「団塊の世代問題」です。