ハンディって基本、記号はついていませんが、
意味合いとしては「-」の数値です。
ハンディが10で、grossスコアが90であれば、
90-10で、NETスコア80がとなります。
で、インデックスですとかクラブハンディの場合は
+ハンディが存在し、その表記は、プラス2の場合、
「+2」となります。
スコア例で言えば、grossスコアが90であれば、
90+2で、NETスコアは92となります。
でも、「+ハンディ」の方って極めてレアです。
そして、一般のゴルファーではほとんど経験する
ことのない領域なんですが、ダブルペリアの場合は、
たまに出るんですよね。
例えば、こちらの例。
当コースのプライベートコンペでの例です。
3位だったかたはgrossスコアが71だったんですが、
ハンディが「+4.8」であったため、NETスコアは
71+4.8=75.8となり、順位では3位。
「アンダーで回ったのに3位かい!」
って、さぞかし思ったことでしょうねえ。
で、どういう場合にそういうハンディになるのか?
と言えば、
うす黄緑の箇所がハンディホールです。
このかたの場合、ハンディホールでバーディが4つ
出ていて、他の8ホールは全てパー。
結果、ハンディホールではトータルで4アンダーと
なってしまいましたので、「+4.8」のハンディが
付いたんですね。
そして、非ハンディホールでは6ホールで3over。
(ボギー3つ)
バーディと3つのボギーが入れ替わっていれば、
通常のハンディが付いて、ぶっちぎりの優勝だった
でしょう。
でも、こういうケースがあるからこそ、ダブル
ペリアが受け入れられているという面もあります。
2024.12.2
ただ、ダブルペリアでも所詮、「スコアの良いかた」
が有利」ということには変わりがありません。
この順位表でも100を切った人は全員上位、しかも
70台、80台の3人が上位独占。
ええ、そうなりがちです。
決して、平等ではないです。
本当に平等にやろうとするならば、以前紹介した
「グロススコアに小数点以下の数値を掛ける」
しかないと思います。
新ダブルペリア:サンベル案