恐らく、多くの方々が経験あるでしょうけど、
勉強をしていないとテストではどうにもならない
ことが多々あります。
例えば、
「西暦1192年は何が成立した年か?」
という問題があったとします。
今は異説もあるそうですが、私らの覚えた時代で
あれば「1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府」で、
正解は「鎌倉幕府」となります。
しかし、その部分の勉強をせずに試験を受けた場合
はどうなるのか?
「1192年、何が成立か?」かあ。
今、大河ドラマで源氏物語をやってるから、恐らく
これだな。「源氏物語」と。
いや待てよ?
そんなに簡単な問題を出すかなあ?
それは引っかけで、実は作者の紫式部に関連してん
じゃないか?となると、紫式部の死亡?
いや、「1192年、何が成立か?」だから、紫式部の
死亡が成立じゃおかしいよなあ。
となると、う~ん、あれだ!
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたる
こともなしと思へば 」
これの成立だな。
答えとしてはちょっと長いし、これって正解かあ?
う~ん。
知っていれば簡単なことでも知らないと思い悩んで
しまってどんどんと時間は過ぎ、他の答えを考えたり、
書いたりする時間も無くなってしまいます。
2024.12.14
8番アイアンと9番アイアンの間の距離が必要だった
とした場合、方法としては8番アイアンで軽く打つか、
9番でめちゃフルショットという方法が考えられます。
人によって取る方法は違い、ある人は9番でも少々
フェースを立てて振る場合もあるでしょうし、8番を
短く握ってという方法もあるでしょう。
でも、練習をしていないと、どの方法でも上手く
打てないし、どの方法が自分には一番良いのかも
わかりません。
ゴルフを長く続けて来て、ある時期にもの凄く
練習をしたという人の中には、ほとんど練習を
せずともそこそこのゴルフが出来る人はいます。
でも、そういうことをしていない人がラウンドに
来て、「今日はいいスコアを出すぞ~」と勢い
こんでも、そりゃ無理だと思うんですよね。
全然、勉強をしていない人が東大受験に向かい、
「為せば成る、何事も」と試験中だけ真剣に答えを
考えようとしても、合格が無理なのと全く同じです。
それでも、「今日こそは」と思ってしまうのは、
人間の性と言えば性であり、しょうがないのも
わかります。
まあ、コース側としては、どんなスコアを出され
ようと、スムーズなラウンドさえして頂ければ
別にいいんですけど。