昨日、
「丘陵・山岳コースでドキドキする
思いをしたコース・ホールは、
トリッキーと感じるかもしれない」
と記載しましたが、次のような場合も
そうかもしれません。
設計上、土地の利用に制約があり、
それをカバーするために工夫したホール
新城カントリー様は当初、南・東コースで
開業し、後から北コースを造成しています。
そのため、北コースにはそれを窺わせる
部分が結構あります。
例えば、北4番ロングホールですね。
多分、初めてティグランドに立たれた方は、
尋常ではない違和感を感じられることでしょう。
前方に見える池に入るとOB、
池までは黒ティからでも230yd前後で
届いてしまいます。
そのため、多くの人はドライバーを
握りません。
ドライバーで池越えをしても、
目の前の3本の木が邪魔になり
グリーンを狙いにくいということもあります。
そして池の手前からですと、
250yd以上が残り、ピンクのラインで
残り100yd地点を狙うしかありません。
が、やはり3本の木は邪魔になります。
ロングホールを作りたいけど、
ちょっと土地に余裕がない。
そのため、普通なら池を作らない位置に
OBとなる池を配し、ドライバーを封じた。
念のため、池の向こうにも木を3本と。
そんな気がします。
あの3本の木、本当に邪魔ですし、
ティショットでも、池越えを狙って
何発OBにしたかです。
今やすっかり調教され、私も私のゴルフ
仲間も、池越えを狙うことはまずないです。
白ティからだとか、フォローの時は
誘惑に駆られる時がありますけど。
2020.7.1
新城の北コースでトリッキーと言えば、
そりゃ打ち下ろしの1番じゃないの?
と感じる方も多いだろうとは思います。
でも、打ち下ろしホールっていうのは、
結構、いろんなコースにあります。
そして、どのクラブだとどこまで
飛ぶのか?が大きな問題になるだけで、
決して、トリッキーではないと思います。
それはともかく、北の1番にしろ4番にしろ、
設計時の苦労が偲ばれます。
当時、カートはまだなく、昇降機で移動
というホールがいくつもありましたし。
7番もそうですね。
左グリーンと右グリーンでは高低の差も
ありますので、グリーンまでの距離が、
体感的に50ydぐらい違います。
6番の左グリーンはあれです。
「これ、無理やり作ったよね?」と、
確信的に思います。
グリーンの左右と奥に行けば全てOB、
そして、ティーイングエリアから650yd
前後あります。
でも、北コースは面白いですねえ。
スコアが一番出にくいですけど。