昨日書きましたカード会社からのゴルフ予約、
「ホールインワンで●●円の商品券進呈 VISA」
てな看板が各コースのショートホールに立てられて
いました。
今から30数年前の話で、今はそれを見ることが
ほとんどないような気がしますが、カード会社が
見返りに提供されていたんでしょうねえ。
さて、楽天やGDOによるネット予約の開始は大きな
変革をゴルフ業界にもたらしましたね。
注 楽天:当時はGORAで、GORAは後に楽天に買収
もちろん、多くの人が実感してる影響は「コース
メンバーでなくてもラウンド予約を取れる」という
部分です。
でも、一番大きかったのは、プレーフィーに
与えた影響だろうと思っています。
それ以前は、メンバー予約ですから、知り合いの
メンバーさんに予約を依頼するか、メンバーさんが
誘ってくれないとゴルフが出来ない。
ですので、プレーフィーって言ってみれば、ゴルフ
場側の言い値であって、それが通用した時代だった
と思います。
「ゴルフが出来ればいくらでも仕方がない」という
面もある時代だったんですね。
が、ネット予約が開始。
そうなると、予約する側はどこそこのコースでやり
たいということもあるでしょうけど、各コースの
値段を比較することも出来る。
結果、こちらのコースのほうが1,000円安いとなれば、
食指がひょいっと動くケースも。
コース側も高いままだと来場者を呼べないという
ことで、近隣コースの設定価格が気になる。
あるコースが食事付きプランを始めて客を集めた
と聞けば、多くのコースはそれに追随。
この影響は振り返ってみると大きかったと思います。
でもやがて、いつしか一部のビジターの中には、
「ここを選んで、わざわざ来てやった」
「それなのにコースの状態といったら、従業員の
態度といったら」
というような方々が、一部に出てくるようになって
しまったんですね。
そして、彼らは自分の勝手な思い込みに基づいた
意見でコース側を非難するという行為をネット上で
繰り返すようになって来ました。
一部の方々がですが、ここまでが現状ですね。
そして、今は、来てくれりゃどんな客でもいいのか?
という意識がゴルフ場側にも芽生え、そろそろ
反撃しちゃおっかなという時期が来てると思います。
カスハラが社会的に問題になるようになってきた
という面ももちろんあります。
特に、私どものようなメンバー数の多いコースの
関係者には、その思いが強いだろうなあとは思って
います。
2025.2.1
ハーフ3時間もかかってないのに「ハーフ3時間!」
なんて投稿される方、
プレーの遅いことを指摘されて感情的になり、
鹿の糞だとか別のことを取り上げ、それで
★1爆弾を投下してくる方、
真冬、芝は休眠中なのに、「ティーイングエリア
に芝がなく砂だらけ」、「コースメンテがなって
ない」と、こちらが返答に困ってしまう投稿、
回っている人もいるのに、「こんな状況でクローズ
しないコースなんてない」と、なんとかキャンセル
料をケチろうとされる方、
キャンセル料をけちろうと言い張るも、言い負けて
支払わざるを得なくなり、腹いせにコースの悪口を
言い連ね、「リピはないな」と投稿してくる方、
打込みなんて基本的には当事者間の問題なのに、
「コース側の対応が悪い」と頭に来て、マスター
室に来るだけじゃなく★1投稿もして来ちゃう方、
ドカ~ンと前の組に離され、「無人の荒野を行く
がごとし」の状態でゴルフを堪能されてる方々、
めちゃ困るんですよねえ、いろんな人がいすぎて。