パットが入らないのは基本的に
本人のせいであることは間違いない
のですが、感情的な部分はちょっと
違いますね。
一般的に、グリーンが速い時は、
自分の手に負えず、入らなくても
「自分が悪い」「自分が下手」
と思われる方が多いと思います。
が、グリーンが遅い時。
これは人にもよるのかもしれませんが、
「こんな遅えグリーン、入るわけねえじゃん。」
と、コース管理のせいにしがちです。
お上手な方は練習グリーン、或いは
最初のホールでグリーンの速さを
注意深く確認します。
遅かろうと速かろうと、それを読んで
打つ強さを決めるのが力量ですので、
入らなくてもコース管理のせいではなく、
あくまでも、ご本人のせいです。
ただ、感情的にはわかるんですよね。
速いグリーンに慣れていらっしゃる方は、
重いからあそこまで打とうと思っても、
身体が打つ瞬間に拒否し、
どうしてもショートしがちです。
で、
「こんな遅えグリーン、入るわけねえじゃん。」
と。
逆に重いグリーンに慣れていらっしゃると、
同じ理屈であそこまでと加減するつもりが、
身体が勝手に想定より強く打ってしまいがち
となります。
そして、その場合は不思議なことに、
コース管理のせいではなく、打ってしまう
自分が悪いと素直に反省しがちです。
2019.5.30
ご指摘で確かにと思うのは、
「練習グリーンと本番グリーン、
速さが全然違うじゃん。」
ただ、これは残念ながら多くのコースに
ありがちな話です。
多分、コース管理は同じように
仕上げているつもりだと思います。
しかしながら、グリーンに乗る人の
延べ滞在時間が全然違いますので、
どうしてもそうなってしまいがち
という気はします。
むしろ、同じなんてことがあるのかしら?
と、これまでの経験上からは思います。