ついでに、「パーとボギーのはざま」の人たちに
ついても書いてみます。
全てパーだとすると、パー72のコースでは、
スコアが「72」となります。
全てボギーだとすると、同様のコースではそれが
「90」となります。
即ち、「パーとボギーのはざま」というのは、
一言で言うと、スコアが平均で70台or80台の
方々となります。
ただ、70台を頻繁に出せるのは「バーディと
ボギーのはざま」の方々です。
「パーとボギーのはざま」の方々には、なかなか
バーディが来ないんですね。
加えて、パーとボギーでは難易度に大きな差が
あります。
パーを取る場合は、①パーオン・2パット、
②ボギーオン・1パットというケースがほとんどです。
稀に、4打目が直接カップインしてパーということも
ありますが、それはともかく、パーオンや寄せワンは
それ自体が相当に難しいです。
結果、「パーとボギーのはざま」と言いつつも、
パーは少なく、ボギーの方が多めとなります。
ということで、「パーとボギーのはざま」の方々
というのは、平均スコア的には80ちょっとから
90ちょっとぐらいまでの方々となります。
この方々、70台を狙えないこともないけど、
多くの場合、数ホールで「今日はダメだ」となり、
その内に「90打っちゃうかも」が迫りがちとなります。
世間一般、例えば会社のコンペだとか、
呼ばれたコンペなんかでは「ゴルフが上手い」と
言われがちではあります。
が、本人は3Wだとか5Iの精度の低さや、もっと
上手い多数の人の存在を知っており、「いやいや」
としか返答出来ない悲しい層でもあります。
2024.10.15
この層の人たちは自分の弱点を十分承知して
いますので、3Wだとか5Iの練習にいそしみます。
そして、どうにもダメだと思ったら、5番、6番の
ユーティリティに切り替えるとか、フェアウエイ
からの3Wを諦めるということもします。
でも、次の段階にいくためにはやっぱりこれを
乗り越えないとということで頑張ります。
そして、3Wだとか5Iがそこそこには当たるように
もなります。
でも、3Wだとか5I、そこそこ飛距離が出るため、
しくじるとセカンドでOBになることがあるんです
よね。
セカンドでOBを打ってしまうと、そのホールは
よくてダボ、悪けりゃそれ以上が確定してしまい
ますので、悩むんですよね。
フェアウエイ上で、例えば、5番アイアンで勝負
しようか?いやいや寄せワンでもパーが取れない
ことはないから6番アイアンでとか。
ええ、毎回のように悩み、そして採った選択は
たいていどのみち上手いこといきません。
ええ、悲しい層のゴルファーなんです。