企業にとって対外的に一番大事なものは
ブランド力だと私は考えているのですが、
それは良い意味でのブランド力です。
「あそこのメーカーは信用ならねえ。」
「あそこのチェーン店は安いだけだ。
多くを求めてもしょうがねえ。」
などのように悪い意味でのブランド力を
広めてしまうとその企業にとっては、
多くの場合、マイナスに作用します。
ブランド力があると強いというのは
こちらの例でも一目瞭然です。
片方は雑誌名をバーンと入れるだけで、
売れているのでしょう。
その雑誌を買いたいと思っている人にとっては、
何が書いてあるのかは二の次です。
きっと自分の興味がそそられる記事が載っている
と信頼して、雑誌を購入します。
でもそうではない雑誌の場合は、刺激的な
記事のタイトルをメインに持って行くしか
ありません。
そして、それに釣られてその号を購入して
くれる人がいるかもしれませんが、決して
次の号も購入とは、なかなかなりません。
結果、記事の作り方も刺激的なものをという
方向に流れがちになると思います。
昨年の春先、「ゴルフ場も密!」とかで、
刺激的な記事を掲載したのもこの雑誌です。
多くのゴルフ場関係者が
「バカ野郎が」と思ったことと思いますが。
今はむしろ、「ゴルフ場はよほど大丈夫だろ」
ということで、多くの方々にご来場頂いて
います。
ちなみに「TIME誌」は誌名だけでなく、
著名人の顔をブランドとして利用することでも、
更にイメージを高めています。
上手いやり方です。
2021.3.24
ブランド力の醸成というのは実際の経験によって
という部分が大きいです。
しかしながら、クチコミも場合によっては
自分の経験以上に大きいと考えています。
この場合のクチコミはネットのクチコミという
より、ゴルフ練習場だとか飲み屋で交わされる
本当のリアルクチコミですね。
当コースではネットのクチコミにも積極的に
対応をさせて頂いていますが、一番留意して
いるのはメンバーさんのクチコミです。
メンバーさんが
「あそこのコースはひでえぞ。」
というようなコースはダメです。
メンバーさんが
「あそこのコースはいいぞ。」
「あそこのコースは面白えぞ。」
「あそこでいいスコアを出せりゃ、ほかの
コースに行ったって恥ずかしかねえぞ。」
と言ってくれるようなコースを目指し、
メンバーさんの声には耳を傾けているつもりです。
ええ、ここ数年、振り返ってみれば
いろんなことをやって来ました。
これからもと思っています。