そもそも、自分のボールが落ちた場所を探し、
そこを真っ先に補修しようとする方が
まずいません。
と、昨日、最後の方で書かせて頂いた
のですが、これ多分、間違いないです。
遠くからグリーンonとなった場合、
まず自分のボールがどれなのかを
気にされるのは当たり前の話です。
で、自分のボールをピックアップし、
そこからライン読みに向かう人が非常に
多いような気がします。
それよりも先に、自分が「金」になりそう
なのか、「銀」なのかをまず気にされる方も
多いでしょうけど。
でも、そこで自分の作ったボールマークを
まず確認し、それを補修すれば、最低限の
責任は果たせます。
そして、そこからどうやってボールが
転がっていったのかを推測すれば、
ライン読みにも、多少、役に立ちます。
ですので、ライン読みをする前に、
自分の作ったボールマークを確認すべき
だと思います。
また、9番Iで打ったのに全然止まって
ないってことはグリーンが固いのか?
などもある程度の参考になります。
このようにボールマーク直しというのは、
実利もあります。
2020.8.21
そういうことを知っていてラインが多少
読めても、パッティングの腕が悪ければ
なかなかスコアにはつながらないのですが。
ボールマークを直すのはマナーという
ほかに、上記のような実利もあります。
大きな窪みが出来、芝が茶色くなって
死んでしまうと、元に戻るのに相当な
時間がかかります。
そうなると自分が次回のラウンド時に困る
かもしれず、ホームコースではせっせと
ボールマークを直しています。
サンベルで回る時は、直しておかないと
来場の方が困る、「穴だらけ」と言われ
かねないというこれまた個人的な理由も
あります。
そして、直していなければ、後ろの組から
「あいつら、ボールマークも直しやがらん。」
と言われかねず、そんなことは言われたく
ないという小さな見栄もあります。
ええ、ボールマークを直している、
いないは、後ろの組から丸見えです。
毎ホール大きなボールマークを残し、
修復している素振りも見せない前の組に
対して、
舐めた態度を取り出す後ろの組も出て来る
かもしれません。
「ボールマークも直しやがらんくせに、
グリーン上で、もたもたしやがって。」
これは多分、当たり前の感情です。
自分が作ったものでなくても、
後続の組に残したままにするということは
やはりマナー違反だと思います。
ですので、出来ているボールマークも
直さない、自分の作ったボールマークも
というのは正直、とんでもない話です。