ラウンドされる方々が不利になるケースでは、
その方々にその旨の周知徹底が絶対に必要です。
知らないまま突然にというのは、不意打ち
みたいなものです。
が、そのコースはメンバーが多くて郵便代が
相当かかるためか、昔から制度を変更しても、
郵便での連絡はありません。
もちろんメールもありませんし、ホーム
ページでの告知、ましてや電話で連絡する
こともありません。
館内掲示で済ましているのかもしれませんが、
しょっちゅう行ってない方、
館内掲示を隅々まで見ていない方は、
変更を知らずに来場ということがちょくちょく
起こります。
朝スルー・キャディ付きは、突然に
例えば、この件がそうですね。
「朝スルーは、キャディ付きになりましたので」
「え~、そんなん聞いてないよ。」
「いや、そうなりましたからお願いします。
そうでないとラウンド出来ません。」
「キャディフィーが無料ならいいけど。」
「いえ、頂きます。」
まあ、基本、全組にキャディが付くというコース
もありますし、キャディ付きでないと嫌だという
ゴルファーの方もいらっしゃいます。
逆に、キャディは要らないというゴルファーも
多く、時代と共にそういう方々が増えています。
多分、そういうキャディ不要というメンバー
が多くなり、あぶれたキャディの人件費負担
ほかが嫌になって強制キャディ付きにしたん
だろうと思います。
しかし、浅はかな考えです。
確かにそれでキャディ必要組数の確保は容易に
なるでしょうが、その負担をメンバーに、それも
よりによってキャディ不要と言っているメンバー
に押し付けているだけですから。
それらのメンバーがどう思うのかを
考えないのでしょうか?
ましてやある日突然にと感じる形で。
「ラブ・ストーリーは突然に」ならいいですが。
メンバーなど腐るほどいるからと、そういう
ことに鈍感になっていたのかもしれません。
2018.10.
この制度は数か月続いた挙句、何の宣言も
ないまま立ち消えとなりました。
多分、朝スルーを申し込む人が極端に
減ったんだと思います。
朝スルーを避け、休憩ありの時間帯を
優先して申込むようにと。
朝スルーしか空き枠がなく止むを得ず
朝スルーでラウンドするたんびに、
「キャディが付きます。」
「いらん。」
と言っては、やっぱり付けられるという
ことが繰り返された挙句、ある日突然、
そう言われなくなりました。
止める時にも告知はありませんでしたが、
言われなくなったことで「止めたんだ」
と理解され、それはメンバー間に広がり
ました。
それまで、多くのメンバーさんが同じ言葉を
何度も繰り返したことでしょう。
キャディさんに何の罪も落ち度もないのに
そういう経緯からキャディさんにつらく
当たるメンバーさんもいたかもしれません。
可能性は十分にあります。