これを書くと、先々、当コースが値上げを
しようとした場合、足かせになるかもしれないため、
書きにくいということはありますが。
多分、どのコースに入会する場合でも、
入会時にメンバーのプレーフィーはいくらなのか?
という質問があったり、コース側が文書で資料提示を
しているはずです。
資料の中には年会費の額も当然含まれて
いるでしょうし、入会しようとされる方は
それを確認もされるでしょう。
私の業務上の経験から、それは間違いのない
所であり、それを確認しないなんていう入会
希望者は今まで存在していません。
で、そういった金額はほぼ確実に次のような文言や
手段により、コース側が変更可能となっています。
「相応の事由があると認められる場合」
「ウエブサイトへの掲載による公表その他相当の
方法で周知することにより」
ですが、個人的にはメンバープレーフィー
だとか、年会費というものは、基本的に
「変更NG」だと思っています。
昭和40年代のような大規模なインフレがあった
場合などは、確かに「相応な理由」と言え、
値上げになることは仕方がないと思います。
でも、今はむしろデフレの時代です。
仮に「相応な理由」により値上げした場合、
「相応な理由」が消滅した時は、元の金額に
戻さなければいけないと思うんですよね。
2021.8.16
ちょっとエライとこに踏み込んじゃったかしら?
という思いはあります。
でも、ビジターさんはその時々に提示される
プレーフィーを見て、来場するかどうかを
決めることが出来ます。
でも、メンバーさんてそれが出来ないんですよね。
それどころか、コースによっては
ビジターを集めるためにビジターフィーを安くする。
⇒それに伴って収益補填問題発生。
⇒なんか理由付けて、メンバーフィー・年会費を値上げ。
メンバーシップ制を考えれば本末転倒の話です。
ところが、委員会の承認の元にとかがあっても、
ゴルフ場の委員会なんて横審と一緒でゴルフ場と
対決しようとする姿勢はないと思います。
結果、多くのゴルフ場でメンバーフィーと年会費の
値上げが繰り返されて来たことは間違いないでしょう。
そして、なんで、ゴルフ場の社員がこんなことを
書くのか?
実は私、ある秘密組織、メンバーシップ制の
会員から構成されるある秘密組織の一員で、
ゴルフ場に派遣されたスパイなんです。
♪デッデデ~デデデ、デッデデ~デデデ、デデ~デデン!
一方で、ゴルフ場の関係者といえど、全員が全員、
今の状況を是としているわけでもないと思います。
いかにゴルフファンを増やすか、メンバーを
増やすのかは、ゴルフ業界として大事なことであり、
目先の利益よりも重要なことと考えている方は
多いと思います。