体力を維持できたため、多くの団塊の世代の
方々が70才を超えてもゴルフを続けて来れた
ということはあります。
それは間違いないと思うのですが、もう1つ
理由があり、それは70才以上の方に適用される
「ゴルフ利用税」免税措置の制度かと。
ゴルフ場利用税について、詳しくは述べませんし、
そもそも「なぜこんな制度が廃止されないのか?」
という思いはあります。
メンバーの方々で言えば、概ね10%ほどの
「ゴルフ利用税」が必要となり、加えて消費税
10%が別途となります。
そのため、廃止、せめて半額⇒1/3などの漸減
措置を取れないものかと思います。
当コースは650円のゴルフ場利用税ですが、
それ自体を見ると「さほど高くはない」という
印象があるかもしれません。
でも、月一ゴルファーで650円×12回=7,800円、
週一ゴルファーだと650円×52回=33,800円と
年間ではかなりの金額になります。
週一ゴルファーの場合であれば、ほぼ年会費と
同等の金額です。
70才を超えるとこの負担から解放されるため、
よりゴルフに行きやすくなるという面があろうかと
思います。
またそれは、ゴルフ利用税の存在が一般の方々の
ラウンド志向を阻害している可能性があるという
ことでもあります。
消費税をパカパカ値上げてきた今、行政が考える
べき部分だろうと思います。
今やゴルフは一部の金持ちだけが楽しむスポーツ
ではありません。
多くの国民がレクリエーションとして親しんで
いるスポーツです。
2021.8.26
何でもそうですが、ゴルフ利用税も悪い部分ばかり
ではありません。
例えば、当コースが該当している消費税650円の
カテゴリー。
このカテゴリーを超えてしまうと、次の税率
カテゴリーに移行し、ゴルフ利用税が800円と
なります。
従って、メンバーフィーを50円値上げした
だけで、トータル250円+50円の値上げになって
しまうケースがあり得ます。
この部分があるため、
「カート買います」
「カート買います」
「ガソリン代、高騰しました」
で、値上げを繰り返すコースでも、相当な覚悟が
ないと値上げ出来ないMAX値があるということに
なります。
ゴルフ場利用税はメンバーだけでなく、ビジター
にも適用されますので、ビジター支払額の値上がり
にもつながります。
6,000円+消費税10%+ゴルフ場利用税650円で、
そのMAX値は7,250円になろうかと思います。