最近の若い奴らは・・・
という言葉を使ってしまうと、
若い方全員が含まれてしまいますので、
当たり前ですが、笑われるだけです。
若い方々にも年輩の方々と同様、
ラウンドの早い方々がいらっしゃいますし、
同様に両方の側に残念な方々もまたです。
でも傾向というものはあります。
夏は冬よりもビールがよく売れる
更に暑い夏の方が冷夏よりも
ビールがよく売れる
等ですね。
そして、ラウンドの早い遅いにも
傾向があります。
早い傾向 遅い傾向
① 年輩 > 若年層
② ゴルフ経験豊富 > 経験少
③ お上手 > notお上手
ただ、多少はという程度のものですし、
①と②は要因がやや被っています。
メンバーとビジターだと慣れてる分、
メンバーの方が早いんじゃない?
と思われる方もあるかもしれません。
でも、正直、これはないように感じます。
ビジターの方の中に、そもそも他のコースの
メンバーさんは多いですし、ネット経由等で
いろんなコースを百戦錬磨という方も
多々いらっしゃいます。
一方で、傾向の複合というものがあり、
この場合は非常に強めの傾向が出ます。
例えば、①②③の複合で、企業のコンペで
若い方の多い場合は警戒警報発令となります。
ゴルフに慣れている人自体が元々少ないのに、
ゴルフ好きの社長や部長の声掛けでコンペ開催
⇒好きというよりも会社のコンペだから参加
⇒下手をすると、上司命令でやむなく参加
⇒クラブを握るのが1年前のコンペ以来の方も
⇒組の中の№1が120近くという組も
⇒言えないけど実は全くの初心者も何人か
コンペ進行が遅くなるのは、
たいてい、このパターンです。
でも、これでゴルフを始め、やがて
大好きになる方も多くいらっしゃい
ますので、ゴルファー育成のためには
仕方のないことです。
コース側で何とかコントロールを
となります。
(勇気を持って3人パーティ中心にして
頂ければということはあります。)
傾向よりももっと影響があるのは、結局
早くラウンドしようとする気持ちの有無
です。
前半、前の組から30分、40分遅れで
「勘弁してよ」と思っていると、
当の本人たちに日没の時間が近づき、
前半より30分ぐらい早く回る
というケースは結構あります。
本当に、気持ちがあるかないかです。
2018.5.28
前の組の動作を見ていて
「あんなことしとっちゃ、
そりゃ遅くなるわなあ。」
と上から目線で言ったはものの、
自分が自分の組の足手まといで、
「そんなこと言っとる暇があったら、
さっさと、はよ打て!」
「おっ、おう。」
と突っ込まれる方もいらっしゃいます。
そういう方ほどそうなんです。
そういう傾向があるんです。
自分が遅いくせに自分は遅いと思ってないんです。
残念なことに。