「250ヤード飛ばせば」
「フォロー風がめちゃ強いから」
「相当な打ち下ろしだし」
というような条件があると、
短めのミドルホールでは
1on出来るかも
という状況が発生します。
乗ればイーグルパット、
悪くてもバーディは取れるんじゃね?
だとか
乗らなくても近くまで行けば、
寄せ1でバーディ
更には
俺、ミドルで1onしちゃった
と知合いに鼻をピクつかせる姿まで
想像してしまい、狙いたくなるのは
よくわかります。
でも、そういうホールって絶対に
罠があるんですよね。
設計者だってバカじゃありません。
1onを狙うゴルファーが出ないよう、
ちゃんと工夫しています。
例えば、新城ccの北1番です。
フルバックからでも364ydしかなく、
標高差が何十メートルあるんだ?
という強烈な打ち下ろしですので、
220ヤード打てば通常届きます。
が、
①横風が普通で、球が持っていかれやすく
元々、左右にOBが出やすい。
②横風がなくても最高到達点で左右に
3m曲がれば、落下地点では30m以上
の曲がりとなり、これもOB。
③15ydでも距離をオーバーすればこれもOB
ということがあり、普通の方はまずアイアンか、
せいぜいハイブリッドまでです。
OBが怖いということもありますが、
ティグランドからグリーンを狙う
ということは、
グリーンが空くのをずっと待つ
ということです。しかもミドルホールで。
その結果、後ろの組の方たちも待たす。
これが1番イヤというか耐えられない
ですね。
本当に、ほとんどの人は狙いません。
2018.12.18
ここでドライバーを握り、仁王立ち
しているゴルファーを見かけると、
待ちになった後ろの組がざわつきます。
「ど素人じゃね?」
「あの素振りだと、絶対にOBだわ。
あ、やっぱり。」
「いや、俺はアイアン握ってる奴も
含めて全員OBだと思う。
ドライバーを握る奴を諌めねえもん。
ほ~ら、やっぱり。」
「最初っからアイアンでOB打っとくか、
最初っからプレ4に行けよな。
そうすりゃ、俺たちも待たされんし、
あいつらも玉4個損せんで済んだのに。」
もちろん、狙う時もあります。
状況が許せば、そりゃ狙ってみたいです。
朝一トップスタートの時か、
スループレーの後半で、後ろの組を
突き離して北1番にやってきた時です。
こんな時だけですね。
後ろの組を待たすことがありませんので。
それにまぐれの1onの嬉しさより、OBの
方がイヤですし。