アメリカじゃな、もっとプレー代が安いし、
プレ4もないし、いっくらでも好きに回れる。
こんな話は昔からよく聞きます。
アメリカは地方公共団体がゴルフ場を運営する
場合もあり、公共団体運営ではないコースも対抗上、
料金をあまり上げられないという理由があるでしょう。
そもそも土地が日本に比べ安いという違いがあり、
そこはあまりコストがかからないしという理由も
あるでしょう。
結果、お風呂・シャワーはない、ロッカーもない、
もちろん、ラウンド後にクラブを拭いてくれることは
ないということが標準になったと思います。
ゴルフバッグの積み込みもセルフというコースも
多いことでしょう。
で、日本でこれをやろうとすると、わかってくれる
人も多分多いんですが、既得権を奪われたような
感情に陥る方もまた多いようです、
料金を他コースに比べて下げ、それはそれでお客が
集まるのですが、その代わりに「クラブは拭かない」、
「バッグの積み下ろしはセルフ」とすると、
「そのぐらいはやれよ。」
「セルフが行き過ぎてる。」
という意見が出て来ます。
でも、そのコースのメンバーでないなら、そう思う
ビジターの方は、それをやってくれるコースを選べば
いいだけの話です。
そういうアメリカンスタイル、パブリックコース
スタイルを目指しているゴルフ場運営企業は既に
分かっているはずです。
値段でそのコースを選択していたとした場合、
それなのにサービスについては他コース並みを
要求するとしたら、それは少々、無茶な話でしょう。
2023.7.21
そもそもクラブ拭き、あれはラウンド後にやって
もらうものではないと思います。
キャディ付きであればキャディさんが、セルフで
あればショットのつど、自分が行うべきものです。
使い終わって、バッグにそのクラブを収納する時
ですね。
そのために、どのカートにもクラブヘッド洗い用の
水入りバケツとタオルが設置されています。
だって、ショットのあとに確認し、汚れていれば
手入れをしておかないと、次のショットの時に
自分が困ります。
ですので、ラウンドが終わった時って、普通は
クラブヘッドなんて汚れていません。
そのため、「クラブを拭いてくれない」という意見を
ネットで見るたび、実は不思議に思っています。
私はむしろ、ガチャガチャやって更にヘッドが傷つく
ことがイヤなので、「クラブ拭きは結構です」と、
毎回、伝えています。
そうしたところ、たまたま昨日、マスター室前に
いたら、同様に「クラブ拭きは結構」と言って
いらっしゃる方が。
その方は別コースですがクラブハンディ0の方で、
私はそんなレベルではないですが、上手い人ほど
そういう傾向があるのかも?という気はしました。
道具を大事にするという点で。