私のホームコースは昭和の開業ですので、
ホールの右側だとか左側が別のホールで、
林で区切られているというのが基本設計です。
東の1番と南の9番も同様で、南の9番は左右が
OBですので、OBの名所となっています。
こんな感じで、私のボールも相当な数、
赤い楕円のロストボール黄金地帯に吸い込まれて
います。
ただ、南9番から東1番にかけての林は、
急斜面の崖になっているため、OBを打っても
たいていの人はボールを取りには行きません。
結果、そのロストボール黄金地帯は、
ロストボールハンターにとっては、きっと
宝の山になっているのだろうと思います。
宝の山があるならばと、それを狙う人が出て
来るのも道理と言えば道理。
「窃盗」ではありますが、他の人の邪魔にならない
範囲でそれを行うのは大きな問題ではないです。
でもこのコースには、他人の迷惑などお構いなしで
宝探しをしてしまう2人のメンバーがいるんですね。
半年で3度遭遇していますので、多分、メンバーだと
思っているのですが、いい年をしたご老年の2人。
東1番からティショットをしようとしている矢先に、
後ろの組のカートで到着するや否や、ティーショットを
しようとしている人の横をお構いなしにすり抜けます。
「んっ?」と思って見ていると、そのロストボール
黄金地帯に入っていき、ロストボール探し。
前の組にの動向など全然見ていません。
第一、南の9番からもティショットを打ってくる
はずで、それも考えず、ただただロストボール探し。
当コースで言えば、out1番でティショットしようと
している時に、右側をすり抜け、よく飛んでしまう
右の林へロストボールを探しに行く感じです。
「あっ!100円玉が落ちてる!」と、左右を見ずに
幹線道路へ飛び出すようなものでもあります。
「う~ん、命、懸けてるなあ。」
と思ってしまいますし、まだ自分たちは打ってない
のですから自分たちの球があるわけなく、
「窃盗の確信犯だよなあ。」
とも思ってしまいます。
2021.9.27
うちのコースでそんなことをするメンバーが
万一いれば、即座に呼び出します。
ロストボール探しは、遅くなったり、他の人の
迷惑にならなければ、まあ大目に見る余地も
あります。
でもこの場合は、ティーショットの大迷惑に
なっていますので。
マナー違反の度を越えています。
そして、こんなメンバーもいるから、他のメンバー
たちも、「どこのコースですか?」と尋ねられた
場合、なかなかどこどこのとは言いにくくなります。
私もあまり言いたくはないです。
こんなことを書くのも恥ずかしいです。
ちなみに、
「そんなことしとって、恥ずかしかねえのか!」
と、怒鳴ったことはあります。
1人はスゴスゴと戻りますが、もう1人は何の
反応もせず、黙々とボールを探し続けていました。
この2人はまた一段と特殊なのかもしれませんが、
このようにコースメンバーだから全員が品行方正
ということもありません。
残念ですが、それは恐らく全コースについて言える
と思います。
当コースだけですね、メンバーが全員、品行方正
なのは。まあ、多分ですし、期待を込めてですが。