昨日の続きで、設備コストの問題の話です。
お風呂だとか、ロッカー設備を使用する人がいる
ならば、現在の設備を維持する必要があります。
そして、現在の料金設定は、全ての人から頂く前提
での計算からきていますので、利用が全て任意と
なれば、当然、コストが合わず、全体値上げとなります。
もちろん、次のような方法もあります。
「使わなかったからその分が無料」ということでは
なく、若干だけれど値引きをするという方法です。
お風呂に入らなかったということは、お湯・シャンプー
・クーラー等を使ってないからと、計算して15円、
おまけして20円程度の値引き。
ロッカーも使わなかったなら、まあそれと合わせて
合計25円の値引きとか。
全ての人から頂く前提での料金設定となっています
ので、どうしてもという場合はそうなり、500円、
1,000円等の値引きにはならないです。
そして、それだとプレーフィーの安さ追求にはならず、
結果、普及するはずもなく、あるorなしという選択
しかコース側にはないだろうと思っています。
来場側からすると、納得の出来ない話かもしれません。
でももし、席料が必要な飲み屋さんで、
「俺は路上で立って飲み食いするから席料は払わん」
というお客さんがいたとしたらどうなるか?
多分、「うちの店には来ないでくれ」という話に
なろうかと思います。
子供並みに身体の小さな人が銭湯に行ったり、鉄道に
乗って、
「俺は子供並みの身体だから、当然、子供料金で
いいだろ?」
と言ってもまず、通りません。
使用ティもそうですね。
「俺は、私は黄色ティしか使わないから、
黒から黄までの距離分は値引きしてくれ。
それが当たり前だろ?」
と言われれば、「ショートコースへ行かれたら?」
と言うしかありません。
レアケースに対する事務コストの増大だとか
他のお客さんが不公平と感じかねないことは
やれないし、極力、防止したいという面があります。
2023.7.24
運賃の件は典型的かもしれません。
不公平なく料金設定をしようとすると、体重を
計り、1gいくらで料金設定をする必要が出ます。
ひょっとすると、筋骨量や体脂肪率の測定も
必要かもしれません。
同じ体重の場合、脂肪の多い人のほうが体積は多
ですので。
このようなこと、運営側はやってられませんし、
やられる側も嫌がって、お客さんが減るかも
しれません。
厳密に言えば平等ではないけれど、全体的には
そのほうが収まりがいいというケースは多いように
思います。